Pat
J-GLOBAL ID:200903044548041603
植物チミジンキナーゼおよびその使用方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
,
Agent (4):
江崎 光史
, 三原 恒男
, 奥村 義道
, 鍛冶澤 實
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2004508286
Publication number (International publication number):2006504403
Application date: May. 21, 2003
Publication date: Feb. 09, 2006
Summary:
本発明は新規の植物チミジンキナーゼと遺伝子治療におけるその使用方法に関する。更に詳しくは、本発明は、トマト、マツ、コメまたはシロイヌナズナに由来する新規のチミジンキナーゼを提供する。さらなる実施態様において、本発明は、植物チミジンキナーゼをコードする新規のポリヌクレオチド、ポリヌクレオチドを含むベクター構築物、ポリヌクレオチドまたはベクターを担持する宿主細胞、細胞のプロドラッグへの感作方法、温血動物における病原性物質の阻害方法、植物の生体制御方法、モノホスフェート化物の合成方法、および本発明のチミジンキナーゼを含む薬学的調合物を提供する。好ましい実施形態において、本発明は、異常細胞増殖を治療するための、植物チミジンキナーゼ及びヌクレオシドアナログAZTの独自の組み合わせを提供する。
Claim (excerpt):
植物由来の植物チミジンキナーゼ酵素をコードする単離ポリヌクレオチドであって、該単離ポリヌクレオチドが、
i)マツ(Pinus taeda)、コメ(Oryza sativa)またはトマト(Lycopersicum esculentum)に由来するチミジンキナーゼ酵素をコードする単離ポリヌクレオチド、
ii)ヒトI型単純ヘルペスウィルスチミジンキナーゼ(HSV1-TK)と比べた場合、そして真核細胞に形質導入するとすぐに、少なくとも1つのヌクレオシドアナログのIC50を少なくとも4倍減少させる、植物由来のチミジンキナーゼ酵素をコードする単離ポリヌクレオチド、
iii)少なくとも1つのヌクレオシドアナログモノホスフェートを、チミジンモノホスフェートよりも高度にリン酸化することのできる、植物由来のチミジンキナーゼ酵素をコードする単離ポリヌクレオチド、
iv)[kcat/Km(Thd)]/[kcat/Km(少なくともヌクレオシドアナログ)]の比率が2より小さい、植物由来のチミジンキナーゼ酵素をコードする単離ポリヌクレオチド、
v)発現し、そしてヒトI型単純ヘルペスウィルスチミジンキナーゼ(HSV1-TK)と比べた場合、[kcat/Km(Thd)]/[kcat/Km(少なくとも1つのヌクレオシドアナログ)]の比率が少なくとも5倍減少し、その際該アナログが任意のヌクレオシドアナログである、植物に由来するチミジンキナーゼ酵素をコードする単離ポリヌクレオチド、及び
vi)ヒトI型単純ヘルペスウィルスチミジンキナーゼ(HSV1-TK)と比べた場合、そして真核細胞に形質導入するとすぐに、少なくとも1つのヌクレオシドアナログのIC50を少なくとも4倍減少させる、植物由来のチミジンキナーゼ酵素変種をコードする単離された変異及び(又は)切断ポリヌクレオチドより成る群から選ばれる、上記単離ポリペプチド。
IPC (15):
C12N 15/09
, A01H 1/00
, A01N 63/00
, A61K 31/707
, A61K 35/76
, A61K 45/00
, A61K 48/00
, A61P 31/04
, A61P 31/12
, A61P 33/00
, A61P 35/00
, A61P 37/06
, C12N 9/12
, C12N 5/10
, A61K 38/45
FI (16):
C12N15/00 A
, A01H1/00 A
, A01N63/00 C
, A61K31/7072
, A61K35/76
, A61K45/00
, A61K48/00
, A61P31/04
, A61P31/12
, A61P33/00
, A61P35/00
, A61P37/06
, C12N9/12
, C12N5/00 B
, C12N5/00 C
, A61K37/52
F-Term (84):
2B030AD08
, 2B030CA14
, 4B024AA01
, 4B024AA07
, 4B024BA10
, 4B024CA04
, 4B024DA01
, 4B024DA02
, 4B024DA06
, 4B024EA02
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B024HA17
, 4B050CC01
, 4B050CC04
, 4B050DD13
, 4B050FF14E
, 4B050LL01
, 4B050LL05
, 4B064AF24
, 4B064CA21
, 4B064CB24
, 4B064CD15
, 4B064CE02
, 4B064CE12
, 4B065AA26X
, 4B065AA88X
, 4B065AA88Y
, 4B065AA90X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065AC20
, 4B065BA02
, 4B065BD35
, 4B065CA29
, 4B065CA44
, 4B065CA53
, 4B065CA60
, 4C084AA02
, 4C084AA13
, 4C084AA17
, 4C084BA01
, 4C084BA02
, 4C084BA08
, 4C084BA22
, 4C084BA23
, 4C084CA13
, 4C084CA53
, 4C084DC25
, 4C084NA14
, 4C084ZB08
, 4C084ZB26
, 4C084ZB33
, 4C084ZB35
, 4C084ZB37
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086EA17
, 4C086MA01
, 4C086MA02
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZB08
, 4C086ZB26
, 4C086ZB33
, 4C086ZB35
, 4C086ZB37
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087AA03
, 4C087BC83
, 4C087MA02
, 4C087NA13
, 4C087NA14
, 4C087ZB08
, 4C087ZB26
, 4C087ZB33
, 4C087ZB35
, 4C087ZB37
, 4H011AA01
, 4H011AA04
, 4H011AC01
, 4H011BB22
Article cited by the Patent: