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J-GLOBAL ID:200903044568436914

深み感を与える塗膜の設計方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993030598
Publication number (International publication number):1994241995
Application date: Feb. 19, 1993
Publication date: Sep. 02, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】塗板を作製せずとも、各塗膜の定数を入力するだけで深み感を与える最適な塗膜構成を見出すことができるようにする。【構成】光透過性の光輝材を含むベース層とベース層表面に形成されたクリア層とからなる塗膜の、クリア層の吸光度(α)、ベース層の吸光度(β)及びクリア層の膜厚(t)を任意に決め、α及びtよりクリア層とベース層の界面での拡散光及びクリア層表面における拡散光の合計を背景光の輝度(Iof)として求め、ベース層を厚さ方向に分割した微小分割部分に存在する全光輝材のうち輝度IがI>Iofとなる光輝材の輝度Iに関連する物理量P(I)を求め、さらにベース層の厚さ方向でもP(I)を求めることによりベース層のピーク輝度(Ip )を算出し、Ip -Iofを求め、初期値とは異なるα,β,tを決める。この操作を繰り返し、Ip -Iofがゼロでない最小値となるα,β,tを決定する。
Claim (excerpt):
光透過性の光輝材を含むベース層と該ベース層表面に形成されたクリア層とからなる塗膜の、該クリア層の吸光度(α)、該ベース層の吸光度(β)及び該クリア層の膜厚(t)を設計する方法であって、(1)α,β,tを任意に決め、(2)α及びtよりクリア層とベース層の界面での拡散光及びクリア層表面における拡散光の合計を背景光の輝度(Iof)として求め、(3)ベース層を厚さ方向に分割した微小分割部分に存在する光輝材の輝度Iに関連する物理量の確率密度分布が指数分布関数に従うものとして、該微小分割部分に存在する全光輝材のうち輝度IがI>Iofとなる光輝材の輝度Iに関連する物理量P(I)を求め、さらにベース層の厚さ方向でもP(I)を求めることによりベース層のピーク輝度(Ip )を算出し、(4)Ip -Iofを求め、(5)(1)とは異なるα,β,tを決めて(1)〜(4)を繰り返し、Ip -Iofがゼロでない最小値となるα,β,tを決定することを特徴とする深み感を与える塗膜の設計方法。
IPC (4):
G01N 21/57 ,  B05D 1/36 ,  B05D 5/06 101 ,  G01N 21/59
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭62-175128

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