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J-GLOBAL ID:200903044743519135

ハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994011673
Publication number (International publication number):1995219162
Application date: Feb. 03, 1994
Publication date: Aug. 18, 1995
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】優れた新規なX線撮影系を構成するハロゲン化銀感材と蛍光増感スクリーンの組体を提供する。【構成】ハロゲン化銀写真感光材料と二枚の放射線増感スクリーンとからなる放射線画像形成性の組体であって、(1) 増感スクリーン:増感スクリーンの内少くとも一方は、80KVp のX線に対して24%以上の吸収量をもち、かつ放射線増感スクリーンの保護層が、厚みが5μm以下の透明な合成樹脂からなり、蛍光体層の厚みが100μm〜200μmであり、蛍光体層に占める蛍光体の割合が体積で60%以上である。(2) 感材:(イ) 感度:上記(1)のスクリーンの発光ピークと同じ光で露光した時に最低濃度に0.5を加えた値になるのに必要な露光量が0.010ルクス秒から0.035ルクス秒となる感度(ロ)クロスオーバー:15%以下(ハ)階調:D=0.3〜1.5のガンマが2.1〜2.6、D=1.5〜2.5のガンマが2.0〜3.2
Claim (excerpt):
ハロゲン化銀写真感光材料と該感光材料の前側および後側にそれぞれ配置される二枚の放射線増感スクリーンとからなる放射線画像形成性の組体であって、(1) 放射線増感スクリーンの内少くとも一方は、X線エネルギーが80KVp のX線に対して24%以上の吸収量をもち、かつコントラスト伝達関数(CTF)が空間周波数1本/mmで0.79以上、そして空間周波数3本/mmで0.36以上を示し、かつ放射線増感スクリーンの保護層が、厚みが5μm以下の透明な合成樹脂からなり、蛍光体層の厚みが100μm〜200μmであり、蛍光体層に占める蛍光体の割合が体積で60%以上ある放射線増感スクリーンであり、(2) ハロゲン化銀写真感光材料は、支持体の前側および後側にそれぞれハロゲン化銀写真感光層が備えられた構成を有し、少なくともその内の一方の感光層は、上記(1) で規定した放射線増感スクリーンの主発光ピーク波長と同一の波長を有し、かつ半値幅が20±5nmの単色光で露光し、下記現像液〔I〕を用い、現像液温度35°C、現像時間25秒で現像処理し、露光面と逆側の感光層を剥離したのち測定して、露光面の感光層にて得られる濃度が、最低濃度に0.5を加えた値になるのに必要な露光量が0.010ルクス秒から0.035ルクス秒となる感度を有し、(3) ハロゲン化銀写真感光材料の前側に配置した放射線増感スクリーンより発光する光に対して、該ハロゲン化銀写真感光材料の後側の感光層に放射するクロスオーバーが15%以下であり、(4) 実質的に同等な2枚の増感スクリーンでサンドウィッチして階段露光し、下記現像液〔I〕を用いて、現像液温度35°C、現像時間25秒で現像して得られる画像が、拡散濃度(Y軸)と常用対数露光量(X軸)の単位長の等しい直交座標上に示される特性曲線において、光学濃度(拡散濃度)0.3から1.5の平均階調が2.1以上2.6以下であり、かつ拡散濃度1.5から2.5の平均階調が2.0以上3.2以下である特性曲線を有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料である、X線用ハロゲン化銀写真材料と放射線増感スクリーンとの組体。 現像液〔I〕 水酸化カリウム 21g 亜硫酸カリウム 63g ホウ酸 10g ハイドロキノン 25g トリエチレングリコール 20g 5-ニトロインダゾール 0.2g 氷酢酸 10g 1-フェニル-3-ピラゾリドン 1.2g 5-メチルベンゾトリアゾール 0.05g グルタルアルデヒド 5g 臭化カリウム 4g水を加えて1リットルとしたのち、pHを10.20に調節する。
IPC (5):
G03C 5/17 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/46 ,  G03C 5/29 ,  G21K 4/00

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