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J-GLOBAL ID:200903044745919432

廃水の生物学的窒素除去方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991306466
Publication number (International publication number):1993138193
Application date: Nov. 22, 1991
Publication date: Jun. 01, 1993
Summary:
【要約】【目的】 硫黄脱窒細菌の流出を防止して脱窒速度を促進し、且つ硫黄脱窒反応に必要な無機炭素を燃焼排ガス等の廃棄物を利用して供給することにより、コストの低廉化をはかった廃水の生物学的窒素除去方法の提供を目的とする。【構成】 硫黄脱窒細菌を含む汚泥1に下水汚泥の焼却灰2及びこの焼却灰2に少量の酸を添加した焼却灰懸濁液3を添加して撹拌混合した後、この混合物に吸水性樹脂4を添加して撹拌混合し、吸水性樹脂4を吸水膨潤させると同時に硫黄脱窒細菌を吸水性樹脂4内部に取り込んで包括固定化し、このように包括固定化された硫黄脱窒細菌5を生物学的硝化硫黄脱窒処理装置6に流入して処理することを特徴とする廃水の生物学的窒素除去方法にしてあり、更に前記焼却灰2にNaOH溶液を加えてから二酸化炭素濃度の高い排ガスを吹き込むことにより、HCO3-イオンを高濃度で含む重炭酸塩液を調製して硫黄脱窒反応における炭素源として用いた廃水の生物学的窒素除去方法を提供する。
Claim (excerpt):
硫黄脱窒細菌を含む汚泥に対して、下水汚泥の焼却灰及びこの焼却灰に少量の酸を添加して一部溶解させた焼却灰懸濁液を添加して撹拌混合した後、この混合物に吸水性樹脂を添加して撹拌混合し、この吸水性樹脂を吸水膨潤させると同時に硫黄脱窒細菌を吸水性樹脂内部に取り込んで包括固定化し、このように包括固定化された硫黄脱窒細菌を生物学的硝化硫黄脱窒処理装置に流入して処理することを特徴とする廃水の生物学的窒素除去方法。
IPC (4):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/00 ,  C02F 3/06 ,  C02F 3/10

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