Pat
J-GLOBAL ID:200903044878025213
レーダ装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
宮田 金雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998032997
Publication number (International publication number):1999231047
Application date: Feb. 16, 1998
Publication date: Aug. 27, 1999
Summary:
【要約】【課題】 従来のレーダ装置では、距離分解能を向上させる処理である帯域合成処理を行い目標の距離とそのレンジプロフィールを取得する際、移動目標はレンジプロフィールは取得できるが目標の速度に対応するドップラ周波数によって正確な距離が得られなかった。従って、目標の移動速度によらず目標までの正確な測距とそのレンジプロフィールを同時に取得する手段が必要である。【解決手段】 速度計測モードで目標のドップラ周波数を計測し、ドップラ周波数から位相を演算する。距離計測モードに切り換え、距離系受信部で周波数変換するローカル信号をこの位相を用いて補正することによって、移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィールを表示する。
Claim (excerpt):
速度計測モードと距離計測モードを切り換えるモード切換信号を出力するモード制御部と、前記モード切換信号により送受信切換信号と送信周波数設定信号を出力するタイミング発生部と、前記送受信切換信号と前記送信周波数設定信号により送信周波数信号及びローカル信号を出力する発振部と、前記送信周波数信号を増幅した送信信号を出力する送信部と、前記送受信切換信号により送受信を切り換える送受信切換部と、この送受信切換部から出力された送信信号を送信波として目標に向けて放射し、目標からの反射波を受けるアンテナ部と、前記モード制御部からのモード切換信号が速度計測モードの時には、前記アンテナ部で受けた反射波の受信信号を周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を出力する速度系受信部と、前記モード制御部からのモード切換信号が距離計測モードの時には、前記アンテナ部で受けた反射波の受信信号を位相補正部から出力されたローカル補正信号により周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号をA/D変換部に出力する距離系受信部と、前記速度系受信部と前記距離系受信部からビデオ信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、前記ディジタル信号を逆周波数解析し距離方向に分解された目標のレンジプロフィールを演算する帯域合成部と、前記レンジプロフィールを表示する表示部と、前記ディジタル信号を周波数解析しドップラ周波数を演算するドップラ演算部と、このドップラ演算部からのドップラ周波数により位相を演算する位相演算部と、この位相演算部からの位相によりローカル信号を補正する位相補正部とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
Return to Previous Page