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J-GLOBAL ID:200903044905346639

直交位相誤差補償回路

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 古谷 史旺
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992340633
Publication number (International publication number):1994188928
Application date: Dec. 21, 1992
Publication date: Jul. 08, 1994
Summary:
【要約】【目的】 ベースバンド帯遅延検波回路の直交位相誤差補償回路において、直交位相検波器で生じる直交位相誤差を正しく推定して劣化のない復調信号を得る。【構成】 Iチャネル誤差信号を出力するIチャネル誤差検出手段と、Iチャネルサンプル値を遅延検波器に送出し、Qチャネルサンプル値に対して、Iチャネルサンプル値に直交歪み補償係数を乗算した値を加算し、同相歪み補償係数を乗算して遅延検波器に送出する位相補償回路と、遅延検波前のIチャネル信号と同相歪み補償係数を乗算し、その結果と遅延検波前のQチャネル信号との積和演算を行い、その結果とIチャネル誤差信号との相互相関をとって直交歪み補償係数を出力し、直交歪み補償信号を1シンボル遅延させた信号と遅延検波前のQチャネル信号を乗算し、その結果とIチャネル誤差信号との相互相関をとり正規のゲイン1を加算した同相歪み補償係数を出力する補償係数推定回路とを備える。
Claim (excerpt):
受信信号の中心周波数に同期した搬送波で受信信号を乗積検波する直交位相検波器と、そのベースバンド信号から高調波成分および雑音を除去したIチャネル信号およびQチャネル信号を出力する低域フィルタと、前記Iチャネル信号およびQチャネル信号を標本化し、IチャネルおよびQチャネルのサンプル値を出力するA/D変換器と、前記IチャネルおよびQチャネルのサンプル値を複素乗算し、IチャネルおよびQチャネルの遅延検波信号を出力する遅延検波器とを備えたベースバンド帯遅延検波回路において、前記Iチャネルの遅延検波信号に含まれるIチャネル誤差信号を出力するIチャネル誤差検出手段と、前記A/D変換器と前記遅延検波器との間に配置され、前記Iチャネルのサンプル値をそのまま前記遅延検波器に送出し、前記Qチャネルのサンプル値に対して、前記Iチャネルのサンプル値に直交歪み補償係数を乗算した値を加算する直交歪み補償を行うとともに、その直交歪み補償信号に同相歪み補償係数を乗算する同相歪み補償を行って前記遅延検波器に送出する位相補償回路と、遅延検波前のIチャネル信号と前記同相歪み補償係数を乗算し、その結果と遅延検波前のQチャネル信号との積和演算を行い、その結果と前記Iチャネル誤差信号との相互相関をとって前記直交歪み補償係数を出力し、前記直交歪み補償信号を1シンボル遅延させた信号と遅延検波前のQチャネル信号を乗算し、その結果と前記Iチャネル誤差信号との相互相関をとり、さらに正規のゲイン1を加算した前記同相歪み補償係数を出力する補償係数推定回路とを備えたことを特徴とする直交位相誤差補償回路。
IPC (2):
H04L 27/22 ,  H04J 11/00

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