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J-GLOBAL ID:200903045111386195

粒状ヘマタイト粒子粉末の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992056371
Publication number (International publication number):1994115945
Application date: Feb. 05, 1992
Publication date: Apr. 26, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 マグネタイト粒子を含まない分散性に優れた粒状ヘマタイト粒子粉末の工業的製法を提供する。【構成】 第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とより得られる水酸化第一鉄コロイド等を含む第一鉄塩反応溶液に、あらかじめ酒石酸等から選ばれる化合物を添加しておき、次いで、この第一鉄塩反応溶液に35°C以下の温度範囲で酸素含有ガスを通して酸化反応を行ない種晶粒子を生成させ、酸化反応が終了に近づきpH値が降下し始めてからpH4になるまでの間に、pHが4〜5の範囲を維持するようにアルカリ水溶液を滴下する第一段反応と、第一段反応の終了後に、反応溶液を前記pHの範囲を維持しながら加熱昇温して90°C〜沸点の温度範囲としした後、アルカリ水溶液を滴下したpHの範囲を維持しつゝ第一鉄塩水溶液を追加投入し、引き続いて、酸素含有ガスを通気して酸化反応を行なってヘマタイト粒子を生成させる第二段反応とより構成される。
Claim (excerpt):
第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中のFe2+に対し当量未満の水酸化アルカリ水溶液又は炭酸アルカリ水溶液若しくは水酸化アルカリ・炭酸アルカリ混合水溶液から選ばれるアルカリ水溶液とを反応させて得られる水酸化第一鉄コロイド又は鉄含有沈澱物コロイドを含む第一鉄塩反応溶液に、あらかじめ酒石酸又はその塩、クエン酸又はその塩及びホスホン酸化合物から選ばれる化合物を添加しておき、次いで、この第一鉄塩反応溶液に35°C以下の温度範囲で酸素含有ガスを通気して酸化反応を行なって種晶粒子を生成させ、当該酸化反応が終了に近づき反応溶液のpH値が降下し始めてからpH4になるまでの間に、当該反応溶液のpHが4〜5の範囲を維持するように前記アルカリ水溶液を滴下する第一段反応と、この第一段反応の終了後に、当該反応溶液を前記pHの範囲を維持しながら加熱昇温して90°C〜沸点の温度範囲とした後、前記pHの範囲を維持するように前記アルカリ水溶液を滴下しながら第一鉄塩水溶液を追加投入し、引き続いて、前記温度範囲を維持した状態において前記pHの範囲を維持するように前記アルカリ水溶液を滴下しながら酸素含有ガスを通気して酸化反応を行なってヘマタイト粒子を生成させる第二段反応との二段階反応からなることを特徴とする粒状ヘマタイト粒子粉末の製造法。
IPC (3):
C01G 49/06 ,  H01F 1/11 ,  H01F 1/34

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