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J-GLOBAL ID:200903045122308846
高強度低膨張鋳鉄およびその製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
須山 佐一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992353975
Publication number (International publication number):1994179938
Application date: Dec. 15, 1992
Publication date: Jun. 28, 1994
Summary:
【要約】【目的】 基本的な低膨張性を維持した上で、強度や硬度等の向上、さらには切削加工性の向上を図った高強度低膨張鋳鉄とその製造方法を提供する。【構成】 C 0.5〜 3.5重量% 、Si 2.0重量% 未満、Mn 1.0重量% 以下、Mg 0.1重量% 以下、Ni20〜40重量% 、およびCo 0〜15重量% を含み、残部が実質的にFeからなる鋳鉄である。この鋳鉄の金属組織は、主相とするオーステナイト相と、このオーステナイト相間に分散配置されたマルテンサイト相とを有している。このような高強度低膨張鋳鉄は、上記した合金成分を溶融し、鋳造した後、あるいは鋳造後に 800°C〜1200°Cの温度で溶体化熱処理を施し、次いで徐冷した後、室温付近の温度から -40°C以下の温度まで急冷することによって得られる。
Claim (excerpt):
C 0.5〜 3.5重量% 、Si 2.0重量% 未満、Mn 1.0重量% 以下、Mg 0.1重量% 以下、Ni20〜40重量% 、およびCo 0〜15重量% を含み、残部が実質的にFeからなる鋳鉄であって、前記鋳鉄の金属組織は、主相とするオーステナイト相と、このオーステナイト相間に分散配置されたマルテンサイト相とを有することを特徴とする高強度低膨張鋳鉄。
IPC (3):
C22C 37/00
, C21D 1/18
, C21D 5/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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特開平4-141545
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特開平3-090541
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特開昭62-253715
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