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J-GLOBAL ID:200903045273450660

鉱石又は濃厚物中の鉱物質化合物をバイオ酸化により可溶化及び分離するバイオ冶金法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991350599
Publication number (International publication number):1996041553
Application date: Nov. 07, 1991
Publication date: Feb. 13, 1996
Summary:
【要約】【目的】 鉱石又は濃厚物に含まれ、微生物の基質を構成する鉱物質化合物をバイオ浸出性細菌により速い速度でバイオ酸化してそれら化合物を可溶化及び分離するバイオ冶金法を提供する。【構成】 直径5.5cmのポリスチレン平板に、スチームを流すことによって殺菌された粉砕天然黄鉄鉱0.5g及び0.45N硫酸溶液0.5マイクロリットルを加える。平板を回転運動させることによってその培地を平板の表面全面に薄い膜として広げる。平板に0.06N硫酸溶液20マイクロリットル中に含まれるCM1菌株の細胞360個を接種し、30°Cでインキュベートする。22時間後、平板が乾燥した外観を獲得したとき、生物学的酸化が開始される。接種された平板の可溶性鉄を吸光分光分析法により測定して、26時間から出発して8時間にわたって最高の生物学的酸化速度が得られる。
Claim (excerpt):
鉱石又は濃厚物に含まれ、微生物のに基質を構成する鉱物質の化合物をバイオ酸化してそれらを可溶化及び分離するバイオ冶金法にして、次の:(a)鉱石又は濃厚物を中和し、固結を防ぎ、かつ微生物にとって適正な酸性度となすのに最も都合がよいと前以て決定された量であって、好ましくは可能な最低容量の溶液に含有されるそのような量の酸を用いて該鉱石又は濃厚物をコンディショニングするか、又は可能な最低量の水を系に導入しつつ該基質を均一に酸性化するように該鉱石又は濃厚物を酸蒸気と接触させ工程;(b)工程(a)と同時か若しくは工程(a)とは独立に、関心の対象になっている鉱物質化合物を酸化することができる、又は鉱石自体の微生物フローラを富化させることができる微生物の接種物を加える工程;(c)熱力学的に利用可能な水が微生物のコロニーを順次構成することになるバイオ酸化生成物を固体状態で得るために十分に低くなるまで、蒸発によってか又は空気を流しながら乾燥することによって、系に存在するだろう過剰の水が自然に失われるのを可能にするか、又は失われるように導くのを可能にする工程;及び(d)該バイオ酸化生成物を分離する工程;を特徴とする前記バイオ冶金法。
IPC (3):
C22B 3/18 ,  C12P 3/00 ,  C12R 1:01

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