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J-GLOBAL ID:200903045601517891
インク噴射装置の駆動方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995203175
Publication number (International publication number):1997048112
Application date: Aug. 09, 1995
Publication date: Feb. 18, 1997
Summary:
【要約】【課題】 温度によるインク噴射速度の変動を抑え、印字品質の良好な低コストのインク噴射装置の駆動方法を提示すること。【解決手段】 周囲温度が25°C以下の時に用いられる第1の駆動波形10の第1のパルス信号Aは、波高値がVであり、幅Waがインク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tに一致する。周囲温度が25°Cを超える時に用いられる第2の駆動波形20は、インクを噴射させるための第2のパルス信号Bと、噴射後のインク流路613内の残存圧力変動を補償するための第3のパルス信号Cとからなる。第2のパルス信号B、第3のパルス信号Cは、どちらも波高値がVで、幅Wb、幅Wcは、それぞれ片道伝播時間Tの0.7倍、0.5倍である。第2のパルス信号Bの中間タイミングT1mから第3のパルス信号Cの中間タイミングT2mまでの遅れ時間dは、片道伝播時間Tの3.0倍である。
Claim (excerpt):
インクが充填されるインク室と、前記インク室の容積を変化させるためのアクチュエータと、前記アクチュエータに第一のパルス信号を印加することにより、前記インク室の容積を増大させてインク室内に圧力波を発生させ、前記インク室内を圧力波が片道伝播する時間T経過後、増大状態から容積を自然状態に減少させて前記インク室内のインクに圧力を加えてインクを噴射させる制御手段とを備えたインク噴射装置の駆動方法であって、周囲温度が所定温度以下の場合は、前記第1のパルス信号を、前記制御手段が前記アクチュエータに印加してインクを噴射させ、周囲温度が所定温度を超える場合は、前記第1のパルス信号と波高値が同じであり、且つ前記第1のパルス信号とパルス幅が異なる第2のパルス信号を、制御手段が前記アクチュエータに印加してインクを噴射させた後、第2のパルス信号と波高値が同じであり、かつパルス幅が前記片道伝播時間Tの0.3〜0.7倍もしくは1.3〜1.7倍である第3のパルス信号を、制御手段が、第3のパルス信号の立ち上がりタイミングT3sと第3のパルス信号の立ち下がりタイミングT3eとの中心タイミングT3mが前記第2のパルス信号の立ち上がりタイミングT2sと第2のパルス信号の立ち下がりタイミングT2eとの中心タイミングT2mから片道伝播時間Tの2.75〜3.25倍の範囲内となるように、前記アクチュエータに印加することを特徴とするインク噴射装置の駆動方法。
IPC (2):
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