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J-GLOBAL ID:200903045603636693

帯電防止材料、それを用いる帯電防止方法及び観察または検査方法、及び帯電が防止された物品

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 寺田 實
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994111410
Publication number (International publication number):1995041756
Application date: May. 25, 1994
Publication date: Feb. 10, 1995
Summary:
【要約】【目的】 物品の製造あるいは使用において、その物品の帯電を防止するために用いられる帯電防止材料、それを用いる帯電防止方法、該帯電防止材料から形成された導電性被膜を有し、帯電が防止された物品、該導電性被膜を形成した後に、荷電粒子線を照射して物品を観察または検査する方法を提供する。【構成】 スルホン酸(またはその塩)置換基を有するイソチアナフテニレン構造を繰返し単位として含む水溶性導電性高分子化合物を含む帯電防止材料、およびそれを用いて、物品上に導電性被膜を形成し帯電現象を防止する方法。該導電性被膜は熱処理や長期保存しても帯電防止効果や除去性が安定に維持されている。またこの導電性被膜を形成するために用いられる該導電性高分子化合物を含む帯電防止材料は、酸性〜アルカリ性の間の任意のpH状態で用いることができ、また溶液状態での保存安定性が優れている。
Claim (excerpt):
物品の製造あるいは使用において、その物品の帯電を防止するために用いられる一般式(Ia)【化1】および一般式(IIa)【化2】(両式中、R1 、R2 、R3 およびR4 はそれぞれ独立にH、炭素数1乃至20の直鎖状もしくは分岐状の飽和もしくは不飽和アルキル、アルコキシまたはアルキルエステル基、ハロゲン、SO3-M(但しR1 またはR2 の場合にはMはH+を表わす。)、ニトロ基、シアノ基、1級、2級または3級アミノ基、トリハロメチル基、フェニル基及び置換フェニル基からなる群から選ばれる一価基を表わす。MはNR5 R6 R7 R8+で表わされる第4級アンモニウムのカチオン、PR5 R6 R7 R8+、AsR5 R6 R7 R8+で表わされるVb族元素の第4級カチオン、あるいはNa+ 、Li+ 、K+ 等のアルカリ金属イオンを表わし、R5 、R6 、R7 、R8 はそれぞれ独立にH、炭素数1乃至30の直鎖状もしくは分岐状の置換もしくは非置換アルキル基、または置換もしくは非置換アリール基を表わし、アルコキシ基、ヒドロキシル基、オキシアルキレン基、チオアルキレン基、アゾ基、アゾベンゼン基、p-ジフェニレンオキシ基のごとき炭素、水素以外の元素を含む基を含むアルキルまたはアリール基であってもよい。R1 とR2 、またはR3 とR4 、あるいはR5 、R6 、R7 及びR8 から選ばれる複数の置換基は、互いに任意の位置で結合して、該置換基により置換されている原子を含む飽和または不飽和の環状構造を形成する二価基を少なくとも1つ以上形成してもよい。R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 のアルキル基またはR1、R2 、R3 、R4 のアルコキシ基またはアルキルエステル基の鎖中には、カルボニル、エーテル、エステル、アミド、スルフィド、スルフィニル、スルホニル、イミノなどの結合を任意に含んでもよい。)で示される構造単位の少なくとも一つを繰返し単位として含み且つ主鎖がπ共役系二重結合を有する水溶性導電性高分子化合物を含む帯電防止材料。
IPC (7):
C09K 3/16 108 ,  C08G 75/00 NTV ,  G03F 1/14 ,  G03F 7/004 501 ,  H01B 1/12 ,  H01J 37/305 ,  G01N 23/225
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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Cited by examiner (4)
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