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J-GLOBAL ID:200903045625423081

点字点描画用のアクチュエータ素子およびその用途

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高島 一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997349263
Publication number (International publication number):1999184369
Application date: Dec. 18, 1997
Publication date: Jul. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 点字・点描画の表示装置の最小構成単位である突起点用として、従来のアクチュエータに比べてより簡単な構成で、より小型のアクチュエータ素子を提供し、該素子を用いた点字・点描画の表示装置を提供すること。また、該素子に入力機能を付加する。【解決手段】 筒状部材1内部に、軸方向に往復可能な可動部材2を設け、筒状部材の内部の一方の端部1aと可動部材2との間に形状記憶コイルバネAを配置する。形状記憶コイルバネAは駆動源である。可動部材2には突出用端部1cに向かって伸びるロッド部3を設け、アクチュエータ素子とする。外部からの加熱だけで可動部材2を往復させるには、可動部材を挟んで、形状記憶コイルバネAの配置側とは反対側にコイルバネBを配置し、コイルバネA、Bを拮抗させる。この素子を用いて、点字・点描画表示用装置を構成する。
Claim (excerpt):
筒状部材と、筒状部材の内部を軸方向に移動可能な可動部材と、筒状部材の内部のいずれか一方の端部と可動部材との間に配置された形状記憶コイルバネ(A)とを少なくとも有し、形状記憶コイルバネ(A)の配置は、形状記憶効果による原形状への復帰動作が可動部材を移動させ、かつ、移動させられた可動部材をもとの位置へ戻すと変形状態となる配置であり、筒状部材のいずれか一方の端部を突出用端部として、可動部材には突出用端部に向かって伸びるロッド部が設けられ、該ロッド部の長さは、可動部材が突出用端部側への変形限度まで移動したときには、ロッド部の先端が突出用端部から筒外に出ている長さである、点字点描画用のアクチュエータ素子。

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