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J-GLOBAL ID:200903045897394137
溶接ビード良否判定方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
神戸 典和 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995123432
Publication number (International publication number):1996309578
Application date: May. 23, 1995
Publication date: Nov. 26, 1996
Summary:
【要約】【目的】溶接ビードの品質が良好である場合には、溶接ビードの断面形状の、その断面に平行な一基準方向上の各位置における溶融幅の複数の断面形状間におけるばらつきが最小となりかつ基準方向に関して安定するばらつき最小安定領域が存在するという事実を利用し、溶融幅のばらつきから溶接ビードの良否を判定する方法を提供する。【構成】溶接ビードを複数の断面で切断し、各断面形状につき、基準方向を表すY軸上の各位置毎に溶融幅Dを測定し、各位置毎に、溶融幅Dの複数の断面形状間における標準偏差σ1 を算出し、算出した複数の標準偏差σ1 にばらつき最小安定領域が存在するか否かを判定し、存在すれば溶接ビードの品質が良好であると判定し、存在しなければ不良であると判定する。
Claim (excerpt):
母材表面に少なくともその母材の溶融金属が線状に連続して形成された溶接ビードの良否を判定する方法であって、判定対象である溶接ビードにつき、本来同一であるべき複数の断面形状を取得するため、少なくとも1つの溶接ビードをそれの長手方向と交差する少なくとも1つの平面でそれぞれ切断する溶接ビード切断工程と、取得した複数の断面形状の各々につき、その断面に平行な一基準方向における複数の位置毎に、溶接ビードの、その基準方向に直角な方向における幅である溶融幅を測定する溶融幅測定工程と、前記基準方向における各位置毎に、前記溶融幅の前記複数の断面形状間におけるばらつきを算出し、算出した複数のばらつきに基づき、ばらつきが実質的に最小となりかつ基準方向に関して安定するばらつき最小安定領域が存在するか否かを判定し、存在する場合には前記溶接ビードが良好であると判定し、存在しない場合には溶接ビードが不良であると判定する溶接ビード判定工程とを含むことを特徴とする溶接ビード良否判定方法。
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