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J-GLOBAL ID：200903046178027617

フィルム状又はシート状の脱酸素多層体とその製造方法

Inventor： 平田 益一 ,  馬渕 義則 ,  長谷川 浩 ,  西沢 千春 ,  高橋 秀之 ,  江藤 晴明 ,  木村 紀之
Applicant, Patent owner： 三菱瓦斯化学株式会社
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996347786
Publication number (International publication number)：1997234811
Application date： Dec. 26, 1996
Publication date： Sep. 09, 1997
Summary：

【要約】【課題】 従来技術の問題点を解決して、脱酸素速度が速く、かつ、脱酸素成分の溶出汚染のない、フィルム状又はシート状の脱酸素多層体とその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 多孔質化した脱酸素層を備え、この脱酸素層の吸収面側に、無孔薄膜の酸素透過性層と保護層として粒状難水溶性フィラーを分散した樹脂組成物を微多孔質化させた酸素透過性層とを組み合わせて積層した構成の遮蔽層を設けた脱酸素多層体とする。さらに前記構成の脱酸素多層体は、基材の樹脂積層体を延伸することにより一挙に実現される。

Claim (excerpt)：

複数の樹脂の層が互いに積層され脱酸素機能を有するように構成されたフィルム状又はシート状の脱酸素多層体において、少なくとも脱酸素成分を分散させた樹脂組成物が連続微多孔質化されてなる脱酸素層Aと、無孔薄膜の熱可塑性樹脂からなる酸素透過性層Cと、粒状の難水溶性フィラーを分散させた樹脂組成物が連続微多孔質化されてなる酸素透過性層Bとを備え、前記脱酸素層Aの少なくとも一面に前記酸素透過性層Cと前記酸素透過性層Bとがそれぞれ1層以上組み合わされて積層され、かつ、隣接する各層が互いに熱融着され、酸素吸収面が形成されていることを特徴とする脱酸素多層体。

IPC (8)：

B32B 5/22 ,  B29C 55/02 ,  B32B 7/02 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/18 ,  B65D 81/24 ,  B29K105:04 ,  B29L 9:00

FI (6)：

B32B 5/22 ,  B29C 55/02 ,  B32B 7/02 ,  B32B 27/00 K ,  B32B 27/18 G ,  B65D 81/24 D

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (3)

• 包装袋
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平3-244144   Applicant：東レ株式会社
• 酸素吸収多層シート
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平3-330416   Applicant：住友化学工業株式会社, 三菱瓦斯化学株式会社
• 酸素吸収シート
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平4-123297   Applicant：住友化学工業株式会社, 三菱瓦斯化学株式会社