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J-GLOBAL ID:200903046453080272

流体封入式防振装置の製作方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中島 三千雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991349585
Publication number (International publication number):1993164182
Application date: Dec. 06, 1991
Publication date: Jun. 29, 1993
Summary:
【要約】【目的】 流体室の内圧を制御する振動板に対して、大きな加振力を安定して及ぼすことのできる駆動手段を備えた流体封入式防振装置の製作方法の提供。【構成】 流体室32の壁部の一部を構成する振動板27の背後に配された永久磁石50に対して、第一及び第二のヨーク54,56,60を接続して、環状のギャップ部62を有する磁路を形成すると共に、かかるギャップ部62内に、前記振動板27に連結された可動コイル68を配設し、該可動コイル68への通電にて、前記振動板27に加振力を及ぼすようにした流体封入式防振装置を製作するに際して、未着磁状態にある永久磁石50を用い、それに第一及び第二のヨーク54,56,60を組み付けた後、かかる永久磁石50に対する着磁処理を施すようにした。
Claim (excerpt):
(a)互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具および第二の支持金具と、(b)該第一の支持金具と該第二の支持金具との間に介装されて、それら両支持金具を連結するゴム弾性体と、(c)該ゴム弾性体にて壁部の一部が構成されて、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室と、(d)前記第二の支持金具に対して変位可能に支持されて、該流体室の壁部の一部を構成する振動板と、(e)該振動板の背後に配設された永久磁石と、(f)該永久磁石の一方の磁極部に接続された第一のヨークと、(g)前記永久磁石の他方の磁極部に接続されて、該第一のヨークとの端部対向面間に環状のギャップ部を形成する第二のヨークと、(h)かかるギャップ部内に変位可能に配されて、前記振動板に連結された、該ギャップ部に沿って周方向に延びるリング状の可動コイルとを設け、かかる可動コイルへの通電にて前記振動板を加振せしめるようにした流体封入式防振装置を製作するに際して、未着磁状態にある前記永久磁石に対して、前記第一のヨークおよび前記第二のヨークを組み付けて、前記ギャップ部を有する磁路を構成せしめた後、かかる永久磁石に対して着磁することを特徴とする流体封入式防振装置の製作方法。

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