Pat
J-GLOBAL ID:200903046567136324

高濃度廃水を処理する方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 津国 肇 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999171860
Publication number (International publication number):2000093998
Application date: Jun. 18, 1999
Publication date: Apr. 04, 2000
Summary:
【要約】【課題】 高濃度廃水、特に畜産廃水および有機性産業廃水を、土壌微生物を利用して、経済的で効率的に処理できる廃水処理方法および装置を提供する。【解決手段】 貯留槽、嫌気性醗酵槽、微生物活性化槽、混合槽、ばっ気槽、脱窒槽、1次沈殿槽、凝集沈殿槽および脱水機で構成される廃水処理装置;ならびに濃度・流量均等化工程、脱リン微生物の活性化工程、好気性微生物の活性化工程、混合工程、脱リンおよびアンモニア性窒素の脱硝工程、脱窒工程、分離工程および残留リンと懸濁固形物を除去工程を含む廃水処理方法。
Claim (excerpt):
(a)廃水から固液分離された排出液を、貯留槽に保存して濃度と流量を均等化する工程;(b)貯留槽で均等化された排出液中の難分解性有機物を、嫌気性醗酵槽内で嫌気性微生物により、後続微生物の摂取に容易な状態に加水分解して、脱リン微生物を活性化する工程;(c)ばっ気槽から微生物活性化槽に搬送されたスラッジ内の好気性微生物を、該微生物活性化槽で選択的に活性化して生物的吸着能を増大させ、バイオクロード内に充填された微生物を成長させることにより、好気性微生物を活性化する工程;(d)固形化させた土壌微生物を受け入れた微生物活性化槽の流出液と、上記嫌気性醗酵槽の流出液、ならびに搬送スラッジおよび濾液を、混合槽で混合する工程;(e)上記混合液を、溶存酸素濃度調節式ばっ気槽に導入して、有機物とリンを処理し、アンモニア性窒素を硝化する工程;(f)ばっ気槽で処理された液を、無酸素状態で微生物の内生呼吸を利用して、硝化物を脱窒する工程;(g)脱窒処理された液を、1次沈殿槽でスラッジと上澄液に分離する工程;ならびに(h)1次沈殿槽で沈殿分離された上澄液から、凝集沈殿槽で残留リンおよび懸濁した固形物を除去して、処理水を放出する工程を含むことを特徴とする廃水処理方法。
IPC (3):
C02F 3/34 101 ,  C02F 1/52 ,  C02F 3/30
FI (3):
C02F 3/34 101 D ,  C02F 1/52 E ,  C02F 3/30 C

Return to Previous Page