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J-GLOBAL ID:200903046830140560
皮革様シートの製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999230195
Publication number (International publication number):2001055670
Application date: Aug. 17, 1999
Publication date: Feb. 27, 2001
Summary:
【要約】【課題】 柔軟性と充実感に優れた天然皮革用の風合いを有する極細繊維からなる皮革様シートを、エマルジョン系による樹脂付与とアルカリ水溶液による抽出処理で製造する方法を提供する。【解決手段】 感熱ゲル化性を有するポリウレタン系エマルジョンを含浸し凝固した後、アルカリ性水溶液により繊維海成分を抽出してなる極細繊維系皮革様シートを得るに際し、該ポリウレタン系エマルジョンとして、それを乾燥して得られるフィルムの90°Cにおける弾性率が1.0×107〜5.0×108(dyn/cm2)であるポリウレタン系エマルジョンを使用する。
Claim (excerpt):
極細繊維からなる繊維質基材とポリウレタン系弾性体からなる皮革様シートを製造する方法において、下記(1)〜(3);(1)該ポリウレタン系弾性体を構成する高分子ポリオールの少なくとも60重量%がポリエーテルポリオールまたはポリカーボネートポリオールであり、該ポリウレタン系エマルジョンを乾燥して得られるフィルムの90°Cにおける弾性率が1.0×107〜5.0×108(dyn/cm2)であること。(2)該繊維質基材を構成する極細繊維が、海島断面を有する複合紡糸繊維または混合紡糸繊維をアルカリ性水溶液で処理して海成分を繊維から除去して形成される繊維であること。(3)該ポリウレタン系弾性体が、感熱ゲル化性を有するポリウレタン系エマルジョンを用い、このポリウレタンエマルジョンを海成分除去前の繊維質基材に含浸して凝固させることにより形成されるものであって、かつ極細繊維が、ポリウレタンエマルジョンを凝固させた後、前記繊維中の海成分をアルカリ性水溶液によって除去することにより形成されるものであること。の条件を満たすことを特徴とする皮革様シートの製造方法。
IPC (2):
D06N 3/14 101
, D06N 3/14 DAA
FI (2):
D06N 3/14 101
, D06N 3/14 DAA
F-Term (10):
4F055AA01
, 4F055BA12
, 4F055BA16
, 4F055EA04
, 4F055EA11
, 4F055EA12
, 4F055EA14
, 4F055FA15
, 4F055GA01
, 4F055HA19
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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抗菌性シート
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平8-051372
Applicant:株式会社クラレ
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複合シートの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平5-133658
Applicant:株式会社クラレ
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