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J-GLOBAL ID:200903046936438275

液晶素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 豊田 善雄 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993260432
Publication number (International publication number):1994250186
Application date: Sep. 27, 1993
Publication date: Sep. 09, 1994
Summary:
【要約】【目的】 使用環境温度範囲内で良好な画像を得るのに十分な広い駆動マージンを実現した強誘電性液晶素子を提供する。【構成】 電極12a,12b及び一軸性配向制御膜14a,14bが形成されている基板11a,11b間にカイラルスメクティック液晶15を挟持している液晶素子において、該素子のプレチルト角をα(度)、10°Cから55°Cの温度範囲での液晶のチルト角をΘ(度)、液晶層の傾斜角をδ(度)、見かけのチルト角θ<SB>a</SB> (度)、液晶組成物の自発分極の大きさをPs(nC/cm<SP>2</SP> )としたとき、Θ<α+δ及びδ<α,Θ>θ<SB>a</SB>>Θ/2,Θ×δ>70,Θ×δ/Ps>20の関係を満足する液晶素子。
Claim (excerpt):
カイラルスメクティック液晶と、該液晶を挟持して対向すると共にその対向面にそれぞれ上記液晶に電圧を印加するための電極が形成され、且つ液晶を配向するための一軸性配向軸が互いに所定の角度で交差又は平行の配向処理が施された一対の基板とを備えた液晶素子において、液晶素子のプレチルト角をα(度)、10°Cから55°Cの温度範囲での上記液晶のチルト角をΘ(度)、液晶層の傾斜角をδ(度)とすると、上記液晶は下記(I)式で表わされる配向状態を有し、且つこの配向状態において少なくとも2つの安定状態を示し、それらの光学軸のなす角度の1/2である見かけのチルト角θ<SB>a</SB> (度)とチルト角Θとが下記(II)式の関係を満足し、Θ<α+δ 及び δ<α (I)Θ>θ<SB>a</SB> >Θ/2 (II)さらに、液晶組成物の自発分極の大きさをPs(nC/cm<SP>2</SP> )としたとき、55°CにおけるPs,Θ,δが下記(III)式及び(IV)式【数1】の関係を満足することを特徴とする液晶素子。

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