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J-GLOBAL ID:200903046938844440

並列計算機の性能評価方法及びその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 井桁 貞一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991345042
Publication number (International publication number):1993173994
Application date: Dec. 26, 1991
Publication date: Jul. 13, 1993
Summary:
【要約】【目的】性能低下を引き起こす原因を知るべく最大遅延パスを求め、最大遅延パスを表示できる並列計算機の処理の性能評価方法及びその装置を提供する。【構成】記憶手順50では、実行開始時刻、メッセージ受信待ちの時刻、メッセージ受信時のメッセージ番号,送信元プロセッサ番号及びそれらの時刻、メッセージ送信時のメッセージ番号及びその時刻、実行終了時の時刻を記憶する。この記憶された情報に基づき、最大遅延パス手順60では、最も遅く実行終了したプロセッサを探し、手順62で探されたプロセッサのメッセージ受信待ちの時刻、手順63で探されたプロセッサのメッセージ番号,送信元プロセッサ番号、手順64で送信元プロセッサ番号から対応するメッセージ送信を探し、手順62から手順64までを並列処理の実行開始まで繰り返し、最大遅延パスを求める。
Claim (excerpt):
複数のプロセッサ間でメッセージを送信または受信することにより各プロセッサで並列処理を実行する並列計算機の性能評価方法において、前記並列処理において各プロセッサ毎に各種の情報を記憶する記憶手順(51)と、前記並列処理の実行を終了した後に、前記記憶手順(50)で得た各種の情報を用いてどのプロセッサで最も遅延を引き起こしたかを示すための最大遅延パスを求める最大遅延パス手順(60)とからなり、前記記憶手順(50)は、実行開始時刻を記憶する手順(51)と、前記メッセージの受信待ち時刻を記憶する手順(52)と、前記メッセージの受信時のメッセージ番号,送信元プロセッサ番号及びその時刻を記憶する手順(53)と、前記メッセージの送信時のメッセージ番号及びその時刻を記憶する手順(54)と、実行終了時刻を記憶する手順(55)とからなり、前記最大遅延パス手順(60)は、前記手順(55)で得た各時刻に基づき最も遅く実行を終了したプロセッサを探す手順(61)と、探されたプロセッサの前記手順(52)で得たメッセージの受信待ち時刻を探す手順(62)と、前記探されたプロセッサの前記手順(53)で得たメッセージ番号,送信元プロセッサ番号を探す手順(63)と、この送信元プロセッサ番号から対応するメッセージ送信を探す手順(64)とからなり、前記手順(62)から手順(64)までを並列処理の実行開始まで繰り返し、前記最大遅延パスを求めることを特徴とする並列計算機の性能評価方法。
IPC (3):
G06F 15/16 450 ,  G06F 9/38 380 ,  G06F 11/34

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