Pat
J-GLOBAL ID:200903046999291517

ポリオレフィン系樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野中 克彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995258183
Publication number (International publication number):1997077954
Application date: Sep. 11, 1995
Publication date: Mar. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】得られる射出成型品の剛性と耐衝撃性のバランスに優れ、更に耐熱剛性、外観、成形性、塗装性に優れるポリオレフィン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】特定の高剛性プロピレン・エチレンブロック共重合体が70〜95重量%及び平均粒子径5μm以下のタルクが5〜30重量%よりなるポリオレフィン系樹脂組成物。
Claim (excerpt):
チタン、マグネシウム、ハロゲン及び多価カルボン酸エステルを必須成分として含有する固体触媒成分(A)と有機アルミニウム化合物(B)と一般式R4xR5ySi(OR6 )z (式中R4 ,R6 は炭化水素基、R5 は炭化水素基あるいはヘテロ原子を含む炭化水素基を示し、x+y+z=4,0≦x≦2,1≦y≦3,1≦z≦3である。)で表される有機ケイ素化合物(C)を組み合わせた触媒系を用い、第1段階として2槽以上の重合器を直列に用いた重合工程(I)でプロピレンの単独重合を実施して全重量の60〜95重量%を製造し、第2段階として1槽以上の重合器を用いた重合工程(II)でプロピレンとエチレンの共重合を実施してエチレンの含有量が30〜80重量%のプロピレン・エチレン共重合部を全重量の5〜40重量%製造してなるプロピレン・エチレンブロック共重合体において、重合工程(I)の各槽で得られる重合体のメルトフローレートの最高値(以下MFR(h)という)と最小値(MFR(l)という)とが 0.1≦Log(MFR(h)/MFR(l))≦1 ...(1)なる関係を有し、重合工程(I)で得られたプロピレン重合体のアイソタクチックペンタッド分率(P)が0.96以上、Mw/Mn(Q値)が6以下であり、かつ、重合工程(I)で得られる重合体のメルトフローレート(以下MFR(i)と言う)と重合工程(II)で得られる重合体のメルトフローレート(以下MFR(ii)という)とが 3≦Log(MFR(i)/MFR(ii))≦7 ...(2)なる関係を有する高剛性プロピレン・エチレンブロック共重合体(イ)が70〜95重量%及び平均粒子径5μm以下のタルク(ロ)が5〜30重量%よりなるポリオレフィン系樹脂組成物。
IPC (7):
C08L 53/00 LMA ,  C08K 3/34 ,  C08K 5/49 ,  C08F297/08 MRH ,  C08L 53/00 ,  C08L 23:16 ,  C08L 23:08
FI (4):
C08L 53/00 LMA ,  C08K 3/34 ,  C08K 5/49 ,  C08F297/08 MRH

Return to Previous Page