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J-GLOBAL ID:200903047230418073

補強用ポリプロピレン繊維および繊維補強セメント成形体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993031301
Publication number (International publication number):1994219797
Application date: Jan. 27, 1993
Publication date: Aug. 09, 1994
Summary:
【要約】【目的】 耐熱、耐アルカリ性に優れたポリプロピレン繊維の疎水性を抑制し、併せて分散性を向上させてセメント製品の曲げ強度を改善する。【構成】 セメント補強用繊維を高結晶性ポリプロピレン樹脂で形成し、少なくともその繊維の表層を上記高結晶性ポリプロピレン樹脂に炭酸カルシウム微粉末を練り込んだ樹脂でもって構成し、さらにその繊維表面にアルキルホスフェートアルカリ金属塩を付着させてセメント補強用のポリプロピレン繊維となした。そしてこの補強用のポリプロピレン繊維を、乾燥セメントマトリックスに対して0.5〜5重量%添加混入してセメント成形体となした。【効果】 セメントマトリックスに対する親和性が良好となり、セメント製品の曲げ強度と衝撃強度を共に向上させることができる。
Claim (excerpt):
Q値(Q:重量平均分子量/数平均分子量の比)がQ≦5未満、沸騰n-ヘプタン不溶分(HI:重量%)が97<HI<100、アイソタクチックペンタッド分率(IPF:モル%)が94≦IPF<100である高結晶性ポリプロピレンからなる繊維において、少なくとも該繊維の表層を構成するポリプロピレン樹脂に炭酸カルシウム微粉末が練り込まれ、該微粉末は、該微粉末の練り込まれたポリプロピレン樹脂層の厚さ(単一繊維では繊維直径) をTμmとすると、その平均直径( D:μm) がD<1かつD≦0.5Tで、その添加濃度( Ca%:重量%) が3≦Ca%≦20であり、該繊維表面に付着するアルキルホスフェートアルカリ金属塩量( RP%:重量%) が0.05≦RP%<10かつ36>Ca%<HAN>・</HAN> RP%≧0.7であり、繊維の破断強度が6g /デニール以上有することを特徴とするセメント補強用ポリプロピレン繊維。
IPC (2):
C04B 16/06 ,  C04B 28/02

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