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J-GLOBAL ID:200903047537907721

射出成形機用型締機構

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢野 敏雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993061687
Publication number (International publication number):1994015709
Application date: Mar. 22, 1993
Publication date: Jan. 25, 1994
Summary:
【要約】【目的】 高速機構と、型締圧を高める増圧機構とを備えた型締機構をコンパクトに、かつまた容易に接近可能に構成する。【構成】 ダイプレート3,11の高速開閉機構と、型締圧増圧用の増圧機構とをロッキングピストン6,7のピストンロッド8,9内に収容し、高速、ロッキング、増圧の各機構を接続して、型締機構の開き側と閉じ側のシリンダ室間での高速の油圧操作を可能にする。
Claim (excerpt):
射出成形機用型締機構であって、固定ダイプレートと、少なくとも1つの高速機構と、液圧装置とを有し、前記ダイプレートがベースフレームに取付けられ、金型半部を保持しており、更に前記ダイプレートにはロッキングピストンを有するロッキングシリンダが配置され、このロッキングピストンのピストンロッドが、固定ダイプレートを貫通し、可動ダイプレートに取付けられており、更にこの可動ダイプレートがベースフレーム上に移動可能に支承され、他方の金型半部を保持しており、更にまた前記高速機構が固定ダイプレートと可動ダイプレートとの間に配置され高速ピストンと高速シリンダとから成っており、更に前記液圧装置が圧力媒体をロッキングシリンダと高速シリンダとに負荷するのに役立っている形式のものにおいて、2種類のロッキングピストン(6,7)に、各1つの閉じ側環状ピストン面(38,51)が設けられており、更に前記ロッキングピストンのうちの少なくとも一方種類のピストン(7)が高速機構を有し、少なくとも他方の種類のピストン(6)が増圧機構と開き側ピストン面(39)とを有しており、前記高速機構がロッキングピストン(7)のピストンロッド(9)内に配置された高速ピストン(15)から成り、このピストン(15)の高速ピストンロッド(18)が、ロッキングピストン(7)を貫通し、ロッキングシリンダ(5)内に固定されており、更に前記高速ピストン(15)が、高速シリンダを閉じ側高速シリンダ室(16)と開き側高速シリンダ室(17)とに分割し、かつまた、開き側高速ピストン面(20)と閉じ側環状高速ピストン面(19)とを有しており、更に前記増圧機構がロッキングピストン(6)のピストンロッド(8)内に配置された増圧ピストン(23,52)から成り、これらのピストンが、増圧シリンダ内に自由にしゅう動可能に配置され、かつまたこのシリンダをシステム圧シリンダ室(24)と過圧シリンダ室(25)とに分割しており、更に、ロッキングピストン(6)とは反対側の大きいほうのシステム圧ピストン面(26)と小さいほうの環状過圧ピストン面(27)とを有し、前記システム圧ピストン面(26)が、システム圧シリンダ室(24)を、前記過圧ピストン面(27)が過圧シリンダ室(25)を、それぞれ制限しており、更に過圧ピストン面(27)が、縦方向移動可能に弁体(29,54)を有する案内ロッド(28,53)を備えており、これらの弁体によりロックピストン(6)内の貫通孔(34)が閉鎖可能であり、この貫通孔は、一方の側が開き側のシリンダ室(35)に開口し、他方の側が、過圧シリンダ(25)過圧シリンダ室(26)と連通し、かつ孔(37)を介してロックシリンダ(6)の閉じ側シリンダ室(36)とも連通せしめられ、更にその場合、貫通孔(34)が閉じられる弁体(29,54)位置では、過圧ピストン面(27)によって制限される過圧シリンダ室(25)から通過みぞ(32,58)と孔(37)とを経て閉じ側シリンダ室(36)へ通じる自由連通路が生じ、更にロッキングピストン(6)を有するロッキングシリンダ(4)の閉じ側シリンダ室(36)が、ロッキングピストン(7)を有するロッキングシリンダ(5)の閉じ側シリンダ室(43)と、通路(44)を介して連通しており、閉じ側の環状高速シリンダ室(16)が、第1マルチポート方向制御弁(47)を介して選択的に圧力媒体源(P)に接続されるか、又はロッキングシリンダ(4)の開き側シリンダ室(35)と接続され、かつ第1逆止め弁(48)を介してタンク(T)と接続されることが可能であり、そのさい第1逆止め弁(48)は、タンク方向へは背圧克服後に開弁され、逆方向へは遮断される状態となり、更に開き側高速シリンダ室(17)が、第1のマルチポート方向制御弁(47)により選択的に圧力媒体源(P)、又はロッキングシリンダ(4)の開き側シリンダ室(35)と接続可能であり、また第1逆止め弁(48)を介してタンク(T)と接続可能であり、システム圧シリンダ室(24)が、第2のマルチポート方向制御弁(50)により第2の逆止め弁(49)を介して選択的に圧力媒体源(P)又はタンク(T)と接続可能であり、そのさい逆止め弁(49)は圧力媒体源(P)ないしタンク(T)の方向に遮断され、かつ圧力媒体源(P)による圧力媒体負荷(図3の接続位置)により開弁可能となることを特徴とする射出成形機用型締機構。
IPC (3):
B29C 45/67 ,  B22D 17/26 ,  B29C 33/24
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開昭55-057440
  • 特開昭55-079130

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