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J-GLOBAL ID:200903047600691203

セラミックシートの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉田 精孝 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997310831
Publication number (International publication number):1999144993
Application date: Nov. 12, 1997
Publication date: May. 28, 1999
Summary:
【要約】【課題】 シート表面が平滑であり、且つ表面に電極を形成して積層したときにもシート間の高い密着性を有するセラミックシートの製造方法を提供する。【解決手段】 塗工装置1の塗工機2によりキャリヤフィルムF上に膜厚2μmに塗布したセラミックスラリーを乾燥炉3A〜3Cによって乾燥させる際、乾燥後のセラミックグリーンシートS中の溶剤の残存量が全体量の0.5重量%以上30重量%以下となるように乾燥する。これにより、グリーンシートSの見掛上のシート密度が低下すると共にシートの変形が容易になるので、グリーンシートS中でのセラミック粉体の移動が起こりやすくなり、シート乾燥中にセラミック粉体がほぼ均一に分散して、シート表面粗さが改善され、シート欠陥が解消される。さらに、電極塗布後の積層時に、電極がシート中に埋没しやすくなり、上下層のセラミックシートが密着するので、シート間剥離が防止される。
Claim (excerpt):
セラミック粉体とバインダと溶剤とを混合したスラリーを支持体の表面に所定の膜厚に塗布して乾燥させ、セラミックシートを形成するセラミックシートの製造方法において、前記支持体の表面に塗布したスラリーを乾燥させる工程では、スラリー内の溶剤の残存量が全体量に対して0.5重量%以上30重量%以下となるように乾燥することを特徴とするセラミックシートの製造方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平1-161816

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