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J-GLOBAL ID:200903047641376126

スタータのオーバーランニングクラッチ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994213707
Publication number (International publication number):1996074714
Application date: Sep. 07, 1994
Publication date: Mar. 19, 1996
Summary:
【要約】【目的】衝撃トルクの吸収すなわち最大伝達トルクの設定が正確かつ容易に行えるオーバーランニングクラッチの提供。【構成及び効果】遊星ギヤ減速機構のインターナルギヤとセンターケースとに一方向性クラッチの外筒部3a及び内筒部5aを個別に固定し、外筒部3aの内周面及び内筒部5aの外周面の一方に転動体3bを収容するための楔状溝3dを設け、外筒部3aの内周面及び内筒部5aの外周面の他方に転動体3bを係止する係止凹部5eを設ける。このようにすれば、係止凹部5eの深さを設定するだけで転動体3bがこの径小凹部5eから離脱する時のトルク値を確実に設定することができ、更に、転動体3bを挟んで両筒部3a,5aにそれぞれ反対方向に働く径方向の力が減少するため、両筒部3a,5aの強度を削減でき、両筒部3a,5aの軽量化を実現できる。また、摩擦力によりトルク伝達を行わないので、磨耗低減が実現できる。
Claim (excerpt):
径方向に所定間隙を隔てて相対回転自在に対面する外筒部及び内筒部と、前記外筒部の内周面及び前記内筒部の外周面の一方に凹設されて転動体を収容する楔状溝と、前記外筒部の内周面及び前記内筒部の外周面の他方に凹設されて前記転動体を係止する係止凹部とを備え、前記係止凹部の深さは、所定のスタータ駆動トルク以上の過大な衝撃トルクの入力時に前記転動体が他の前記係止凹部に移動可能な値とされていることを特徴とするスタータのオーバーランニングクラッチ。

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