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J-GLOBAL ID:200903047648985497

材質と表面品質の優れたCr-Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青木 朗 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991335536
Publication number (International publication number):1994041644
Application date: Nov. 26, 1991
Publication date: Feb. 15, 1994
Summary:
【要約】【目的】 本発明は薄肉連鋳法によってCr-Ni系ステンレス鋼薄鋳片を鋳造し、該鋳片から薄板製品を製造するプロセスにおいて、前記Cr-Ni系ステンレス鋼成分と鋳片の温度履歴を制御することによって良好な表面品質と加工性を有する薄板製品を製造することを目的とする。【構成】 18重量%Cr-8重量%Ni鋼に代表されるCr-Ni系ステンレス鋼成分のMd30を30〜50°Cに制御した上で板厚6mm以下の薄鋳片に鋳造し、60〜790°Cの温度域で巻き取った後、鋳片温度を60°C以下に降下することなく、1200〜900°Cの温度域で20秒〜120分間加熱保持したのち室温まで冷却する。その後、酸洗し、或いは溶体化熱処理した後に酸洗し、冷間圧延し、最終焼鈍を行う。但し Md30=413-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-13.7Cr-18.5Mo-9.1(Ni+Cu)(成分は重量%)
Claim (excerpt):
18%Cr-8%Ni鋼に代表されるCr-Ni系ステンレス鋼から板厚6mm以下の薄肉鋳片を鋳造し、該薄肉鋳片を冷間圧延して薄板製品とするCr-Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法において、Cr-Ni系ステンレス鋼成分のMd30を30〜50°Cとするとともに、鋳造された鋳片を60〜790°Cの温度域で巻き取り、鋳片温度を60°C以下に降下せしめることなく、900〜1200°Cの温度域に20秒〜180分間加熱保持した後室温まで冷却し、次いで該鋳片を焼鈍、酸洗、冷間圧延し、その後焼鈍・酸洗或いは光輝焼鈍を施して薄板製品とすることを特徴とする材質と表面品質の優れたCr-Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法。但し Md30=413-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-13.7Cr-18.5Mo-9.1(Ni+Cu)(成分は重量%)
IPC (3):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302

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