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J-GLOBAL ID:200903047753574931

モードロックレーザー装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996276692
Publication number (International publication number):1997199777
Application date: Oct. 18, 1996
Publication date: Jul. 31, 1997
Summary:
【要約】【課題】 受動的モードロックファイバーレーザーから調整可能な反復率を有する超短パルスを発生させること。【解決手段】 10ナノ秒台の寿命を有する半導体飽和吸収体を100ナノ秒台のキャビティー往復時間を有するファイバーレーザーに挿入することによって、受動的調和モードロックが得られ、基本キャビティー周波数の整数倍のパルスが安定して発生した。レーザーの光学的な制限が可能な偏光状態において、20から500MHzの周波数範囲のパルスが得られ、この周波数範囲では、キャビティーへのポンプ出力レベルを単純に選択することによって別の反復率を選択し得た。キャビティー一往復の時間内におけるパルスジッターは300ピコ秒と50ピコ秒の間と測定され、周波数範囲の側波帯は最高70dBまで抑圧し得た。飽和吸収体はキャビティー反復率を安定化させ、受動的モードロックを開始させるために利用される。非線形偏光展開によりモードロックが持続され、また、パルスの振幅変動を抑圧させるために光学的な制限が加えられる。
Claim (excerpt):
モードロックレーザーの光学的ポンピングを行うポンプ手段と、前記レーザーのエネルギーを調整する光学的なキャビティーと、前記キャビティー内で光学的な短パルスの発生を開始させ、維持する始動手段と、前記キャビティーの基本周波数の整数倍の反復率を有する前記光学的な短パルスを伝播させるための光学ファイバー利得媒体と、前記キャビティーからレーザーエネルギーを取り出すための出力手段と、前記基本キャビティーの一往復時間よりも短く、前記基本キャビティーの一往復時間の百分の一よりも長いキャリア寿命を有する少なくとも一つの半導体飽和吸収体を含み、前記キャビティー内におけるパルス分離を最大化するためのパルス分離手段と、パルス振幅の変動を最小化するためにキャビティーに光学的な制限を加える光学的制限手段と、を備える受動的モードロックレーザー装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開平2-273728
  • 特公平5-500714
  • 特開平2-002196
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Article cited by the Patent:
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