Pat
J-GLOBAL ID:200903047831252725

セラミック管の接合構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992022781
Publication number (International publication number):1993221740
Application date: Feb. 07, 1992
Publication date: Aug. 31, 1993
Summary:
【要約】【目的】本発明は、継手部の高温酸化、熱膨張差による欠損、冷却装置の付加、運転時の割れ発生等の問題が生じることなく、高温雰囲気でも高い信頼性を得ることが可能になる組立て容易なセラミック管の接合構造を提供することを目的とする。【構成】各セラミックフィルタ11a,11bと同種材料を用いたセラミック継手12により、高温雰囲気でも冷却装置を要さず、酸化腐食や熱膨張差による欠損が防止できると共に、テーパ加工部15を設けることで上方のセラミックフィルタ11aがずれなく円滑に接合でき、R加工部14を設けることで応力集中による割れ発生が防止できる。さらに、傾斜加工部12bを設けることで無機接着剤13の充填作業が容易に行なえると共に、該接着剤13にも同種のセラミック材料を混合して生成し、熱膨張差少なく接合強度を向上できる。
Claim (excerpt):
被接合セラミック管と同種の材料を用いて形成された継手と、この継手の上部側と一方の被接合セラミック管との接合部相互に形成され上下方向に次第に径小となるテーパ加工部と、上記継手の下部側と他方の被接合セラミック管との接合部において、被接合セラミック管側上端接合部の外周角部に対応して継手側の接合部外周縁に形成されるR加工部と、このR加工部から上記他方の被接合セラミック管の外周面に沿って延長された継手円筒部の内側面に形成され、該継手円筒部の内径が下方向に次第に径大となる傾斜加工部と、この継手円筒部内側面の傾斜加工部と上記他方の被接合セラミック管の外周面との間の隙間に充填され、被接合セラミック管と同種の材料を混合して生成された接着剤と、を具備したことを特徴とするセラミック管の接合構造。

Return to Previous Page