Pat
J-GLOBAL ID:200903047999425323

深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993169118
Publication number (International publication number):1995026330
Application date: Jul. 08, 1993
Publication date: Jan. 27, 1995
Summary:
【要約】【構成】 Ti,Nbの1種または2種を含有する深絞り用鋼素材に熱間粗圧延を施し、得られたシートバーを一旦巻取る。次いで巻戻してシートバーの先端部を、先行して圧延させるシートバーの後端部に接合して複数本のシートバーを連続的にAr3 変態点以上での熱間仕上圧延に供する。この熱間仕上圧延に引き続いて冷却速度20°C/s以上で30°C以上の冷却を行い、Ar3 変態点以下にしたのち、Ar3 変態点〜500 °Cの温度域にて合計圧下率50〜95%の潤滑圧延を施す。その後は再結晶処理を施す。【効果】 従来よりも優れた深絞り性が得られた。また、深絞り性の向上に有効なAr3 点〜500 °Cの温度域での潤滑圧延を、噛み込み不良やスリップ等を生起することなしに行うことができ、従来不可避であったコイル先・後端部の特性不良部が減少して歩留まりが向上し、しかも生産効率も向上した。
Claim (excerpt):
C:0.01wt%以下、Si:2.0 wt%以下、Mn:3.0 wt%以下、Al:0.01〜0.20wt%、P:0.20wt%以下、S:0.05wt%以下及びN:0.01wt%以下を含み、かつTi:0.005 〜0.2 wt%及びNb:0.001 〜0.2 wt%から選ばれる1種又は2種を、C含有量〔C〕、Ti含有量〔Ti〕及びNb含有量〔Nb〕の関係で次式1.2 ×〔C〕/12≦〔Ti〕/48+〔Nb〕/93 (wt%)を満足させて含有し、残部は鉄及び不可避的不純物よりなる鋼素材に、熱間粗圧延を施して得られたシートバーを一旦巻取り、次いで巻戻してAr3 変態点より高い温度で熱間仕上圧延に供する途上で、シートバーの先端部を、先行して圧延させるシートバーの後端部に接合し、しかる後にAr3 変態点以上での熱間仕上圧延を施し、引き続き冷却速度20°C/s以上で30°C以上の冷却を行ってAr3変態点以下にしたのち、Ar3 変態点〜500 °Cの温度域にて合計圧下率50〜95%の潤滑圧延を施し、その後再結晶処理を施す深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法。
IPC (4):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開平4-263021
  • 特開平2-025518
  • 特開平2-047222

Return to Previous Page