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J-GLOBAL ID:200903048080450018
都市ごみ焼却残渣を主原料とした特殊セメントの製造方法及び製造装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (3):
萩野 平 (外1名)
, 小栗 昌平 (外6名)
, 萩野 平 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000067338
Publication number (International publication number):2001253735
Application date: Mar. 10, 2000
Publication date: Sep. 18, 2001
Summary:
【要約】【課題】 都市ごみ焼却炉からの焼却残渣の資源化の一方法として、この焼却残渣を特殊セメントとして資源化することができる製造方法と装置を提供する。【解決手段】 都市ごみ焼却炉から発生する焼却灰、焼却飛灰(「焼却残渣」という)を主原料として製造する特殊セメント製造方法において、焼却残渣を粗大物除去プロセス等で処理して鉄分等を除き灰分を主とする成分を得る焼却残渣前処理プロセス、焼却残渣以外のセメント成分原料を添加するため処理する原料受入・処理プロセス、焼却残渣を30重量%以上混合する原料混合均斉化プロセス、クリンカ鉱物を焼成せしめる焼成プロセス、クリンカ冷却プロセス、クリンカ粉砕プロセスを組み合わせた特殊セメント製造方法。排ガス冷却プロセスで急冷して低融点物の析出を防ぎ、排ガス処理プロセスで、排ガスを処理する。
Claim (excerpt):
都市ごみ焼却炉から発生する焼却灰、焼却飛灰(以下両者をまとめて「焼却残渣」という)を主原料として製造する特殊セメントの製造方法において、?@ 焼却残渣を篩で粗大金属物、粗大コンクリート片などの粗大物を除去する粗大物除去プロセス、前記粗大物除去プロセスの篩下通過物から磁性物を除去する焼却残渣磁性物除去プロセス、前記焼却残渣磁性物除去プロセスを経た焼却残渣をボールミルにより粉砕し、粉砕後の焼却残渣を遠心式分級機へ導き、最大径100μm以上の粒子を再び前記ボールミルへ導く焼却残渣粉砕プロセス、前記焼却残渣粉砕プロセスで得た最大径100μm未満の微粒子を乾燥し、水分を調整する焼却残渣乾燥プロセスからなるからなる焼却残渣前処理プロセス、?A 焼却残渣以外の原料を受入れ、乾燥・粉砕することのできる設備を備えた原料受入・処理プロセス、?B 前記焼却残渣前処理プロセスで処理された乾燥粉末状の焼却残渣を30重量%以上、前記原料受入・処理プロセスからの焼却残渣以外の原料を残りの割合で混合し、化学組成が均一にならしめるようにする原料混合均斉化プロセス、?C 原料混合均斉化プロセスを経た混合原料を乾燥粉末状態のまま予熱せずに、常温状態のままロータリキルンの燃料バーナが配置されている端とは反対の他端より、ロータリキルンに直接接続されたスクリューコンベヤによりロータリキルン内に供給せしめ、前記ロータリキルンは、在炉時間を少なくとも30分確保できるようなキルン長さを有し、かつ回転数が可変可能な制御機能を有し、ロータリキルンのバーナ設備については、重油、廃プラスチック、廃油などを1次空気とともに吹き込み、焼成温度1,200〜1,400°Cに確保することが可能である機能を有しており、前記ロータリキルンで塊状のクリンカ鉱物を焼成せしめる焼成プロセス、?D 前記焼成プロセスで得られた塊状のクリンカ鉱物を空気により強制冷却せしめて冷却されたクリンカを、比表面積値で3,000cm2/g〜5,000cm2/g(プレーン値)に粉砕し、かつ同時に無水石膏または凝結遅延を目的として混合される凝結遅延剤を該クリンカ100重量部に対し10〜20重量部添加する粉砕機を備えたクリンカ粉砕プロセス、の各プロセスを備えたことを特徴とする特殊セメントの製造方法。
IPC (12):
C04B 7/38
, B01D 53/56
, B01D 53/77
, B01D 53/68
, B01D 53/70
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00
, B09B 5/00
, C04B 7/28 ZAB
, C04B 7/40
, C04B 7/42
, C04B 7/60
FI (11):
C04B 7/38
, C04B 7/28 ZAB
, C04B 7/40
, C04B 7/42
, C04B 7/60
, B01D 53/34 130 C
, B01D 53/34 134 A
, B01D 53/34 134 E
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00 303 L
, B09B 5/00 N
F-Term (40):
4D002AA12
, 4D002AA19
, 4D002AA21
, 4D002AC05
, 4D002BA02
, 4D002BA03
, 4D002BA13
, 4D002BA14
, 4D002CA01
, 4D002DA01
, 4D002DA04
, 4D002DA05
, 4D002DA11
, 4D002DA41
, 4D002DA57
, 4D002EA02
, 4D004AA36
, 4D004AA37
, 4D004BA02
, 4D004CA04
, 4D004CA08
, 4D004CA09
, 4D004CA12
, 4D004CA15
, 4D004CA30
, 4D004CA32
, 4D004CA42
, 4D004CB09
, 4D004CB13
, 4D004CB34
, 4D004CB44
, 4D004CB45
, 4D004CC11
, 4D004CC13
, 4D004DA02
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D004DA11
, 4D004DA13
, 4D004DA20
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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セメント製造装置
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平10-050814
Applicant:太平洋セメント株式会社
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焼却灰の資源化方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平9-027344
Applicant:株式会社荏原製作所
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