Pat
J-GLOBAL ID:200903048106896788

トリハロメタン生成能計

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992312505
Publication number (International publication number):1994160370
Application date: Nov. 24, 1992
Publication date: Jun. 07, 1994
Summary:
【要約】【目的】トリハロメタン分析計に、遊離塩素(次亜塩素酸塩)との反応系を組み入れ、公定法の測定値と良好な相関性を持つトリハロメタン生成能計とする。【構成】試料溶液供給部,キャリア溶液送液部,分離部,反応部,脱泡部および検出部を有するトリハロメタン分析計の試料溶液供給部に、緩衝溶液を用いて一定のpH値とした通常より高い一定濃度の次亜塩素酸塩と、試料水とを混合し、通常より高い一定温度で反応させてトリハロメタンを生成する前処理部を付加して、この前処理部において、一定のpH値,一定の高い塩素濃度および一定の高い反応温度で、試料水を塩素と反応させることにより、反応が迅速に終了し、安定したトリハロメタン量が得られるので、簡便で速やかにトリハロメタン生成能を測定することができ、公定法の測定値との相関性も良好である。
Claim (excerpt):
緩衝溶液を用いて一定のpH(水素イオン濃度指数)とした次亜塩素酸塩と試料水を混合し、これらを一定温度で反応させてトリハロメタンを生成させる前処理部と、前処理部で生成したトリハロメタンを含む試料水と酸性還元剤溶液を混合した試料溶液を送りだす試料溶液供給部と、ニコチン酸アミド溶液と水酸化ナトリウム溶液を混合したキャリア溶液を送りだすキャリア溶液送液部と、試料溶液とキャリア溶液が供給され、試料溶液中のトリハロメタンが微孔性フッ素樹脂の微孔を介して蒸発し、キャリア溶液中に溶解移行させる分離部と、分離部から供給されたキャリア溶液中のトリハロメタンをニコチン酸アミドと反応させて蛍光物質をつくる反応部と、反応部から供給されたキャリア溶液中の気泡を除去する脱泡部と、脱泡部を通過したキャリア溶液の蛍光強度を測定する蛍光検出器,この測定値の演算部,制御部,表示部,および記録部を付属する検出部とを備えたことを特徴とするトリハロメタン生成能計。
IPC (2):
G01N 31/00 ,  G01N 21/78
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開昭61-061913
  • 特開昭62-155989
  • 特開昭60-071084
Show all

Return to Previous Page