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J-GLOBAL ID:200903048194068571

負圧式倍力装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998071722
Publication number (International publication number):1999268632
Application date: Mar. 20, 1998
Publication date: Oct. 05, 1999
Summary:
【要約】【課題】 アクチュエータの作動に伴う出力を最大出力以下に規制可能な負圧式倍力装置を提供すること。【解決手段】 ハウジング14と、可動壁17、20と、パワーピストン22と、入力部材28と、大気弁座28aと、負圧弁座22aと、大気シール部36aと負圧シール部36bとを備えたコントロールバルブ36と、出力ロッド53と、リアクションディスク52と、スライダバルブ42と、アクチュエータ45とを備えた負圧式倍力装置10において、入力部材28の非操作時におけるアクチュエータ45の作動に伴ってパワーピストン22と入力部材28とを一体的に移動させるとともにリアクションディスク52による入力部材28の後退を抑制するキー部材29を配設した。
Claim (excerpt):
少なくとも1つの圧力空間を内部に形成するハウジングと、前記ハウジング内に前記ハウジングに対して前進及び後退できるように設置されていて前記圧力空間を負圧源に連通される前室と前記前室および大気に選択的に連通される後室とに分割する可動壁と、前記可動壁に結合されているパワーピストンと、前記パワーピストンの内部に前記パワーピストンに対して前進及び後退可能に配設される入力部材と、前記パワーピストン内に配設され、前記入力部材と一体的に前進及び後退可能な大気弁座と、前記パワーピストン内に配設される負圧弁座と、前記大気弁座に当接及び離脱可能で前記大気弁座に当接することによって前記後室と大気との連通を遮断するとともに前記大気弁座から離間することによって前記後室を大気に連通する大気シール部と、前記負圧弁座に当接及び離脱可能で前記負圧弁座に当接することによって前記前室と前記後室との連通を遮断すると共に前記負圧弁座から離間することによって前記後室を前記前室に連通する負圧シール部とを備えたコントロールバルブと、前記可動壁の移動に伴った前記パワーピストンの前進力を装置外に出力する出力部材と、前記パワーピストンの前進力及び前記入力部材に加えられた入力を前記出力部材に伝達すると共に前記出力部材からの出力に対応した大きさの反力を前記入力部材に後退させるように付与する反力部材と、前記大気弁座と前記大気シール部とを離間させて前記後室と大気とを連通させるアクチュエータと、を備えた負圧式倍力装置において、前記アクチュエータの作動による前記パワーピストンの前記入力部材に対する前方への移動に伴って前記入力部材に係合して前記入力部材及び前記大気弁座を前記パワーピストンと一体的に移動可能とすると共に、前記アクチュエータの作動に伴って前記入力部材が前記反力部材から反力を受けて後退される際に弾性変形されることにより前記入力部材の後退を許容する係合部材を備え、前記アクチュエータの作動に伴って前記入力部材が前記反力部材から反力を受けて後退されることにより、前記大気弁座と前記大気シール部とが当接して前記後室と大気との連通が遮断可能とされることを特徴とする負圧式倍力装置。

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