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J-GLOBAL ID:200903048518830676

ケーソン沈設時の周面摩擦力低減工法およびケーソン躯体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川和 高穂
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002257279
Publication number (International publication number):2004092276
Application date: Sep. 03, 2002
Publication date: Mar. 25, 2004
Summary:
【課題】ケーソン沈設時に、ケーソン躯体の噴射孔から、躯体と周辺土との間に潤滑剤を圧入して摩擦低減を図る工法を、さらに改良し、周辺土のせり出しや崩落によって間隙がつぶれるなどを防止し、より十分な摩擦低減を図る。【解決手段】ケーソン躯体1の下端に設けられたフリクションカット19より浅い位置に設けた吐出孔7から、高圧水または高圧空気、および潤滑剤11を周辺土に向かって吐出する。これにより吐出された潤滑剤とフリクションカットで緩められた周辺土13とを混合した混合物層23を積極的に形成する。吐出孔は、フリクションカットの近傍以外にも設けることもできる。また、混合物層に圧力遮断機構を設けた上で圧力を加え、混合物層よりの外側の周辺土の崩壊をより十分に防ぐ。また、深さ方向に土質が変化する位置で、ケーソン躯体側から所定材料を吐出することで、混合物層間に混合物層仕切層27を設けることもできる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
沈設現場でケーソン躯体を1ロットごと組立てながら沈設するケーソン工法において、最下端ロットの下端に設けられたフリクションカットの近傍であって、このフリクションカットより浅い位置に、高圧水または高圧空気、および潤滑剤を周辺土に向かって吐出する吐出孔を設け、これにより吐出された潤滑剤と前記フリクションカットで緩められた周辺土とを混合した混合物層を形成することで、ケーソン躯体の周面摩擦力を低減することを特徴とするケーソン沈設時の周面摩擦力低減工法。
IPC (2):
E02D23/14 ,  E02D23/00
FI (2):
E02D23/14 ,  E02D23/00 B

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