Pat
J-GLOBAL ID:200903048536313239

ポリオキソメタラート脱リグニン及び漂白

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 萩野 平 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995525267
Publication number (International publication number):1997512309
Application date: Mar. 28, 1995
Publication date: Dec. 09, 1997
Summary:
【要約】木材パルプ、木材繊維又は非木材植物から得られるパルプ若しくは繊維のポリオキソメタラート脱リグニン又は漂白の際に溶解したリグニン及び多糖類断片の酸化分解方法。この方法は、式[VlMomWnNboTap(TM)qXrOs]x-(式中、lは0〜18であり、mは0〜40であり、nは0〜40であり、oは0〜10であり、pは0〜10であり、qは0〜9であり、rは0〜6であり、TMはd-電子含有遷移金属イオンであり、そしてXはヘテロ原子(これは、p又はdブロック元素である)である。但し、l+m+n+o+p≧4、l+m+p>0で、sはx>0であるように十分に大きい)のポリオキソメタラートを含有する使用済みポリオキソメタラート漂白液を得る工程、及びこの液体を、酸化剤の存在下で、溶解した有機化合物が揮発性有機化合物及び水にまで酸化的に分解される条件下で加熱する工程からなる。本発明は更に、木材パルプ、木材繊維又は非木材植物から得られるパルプ若しくは繊維の脱リグニン又は漂白のために、苛性が少なく、腐食性の少ないバナジウム非含有ポリオキソメタラートを使用することに基づいている。
Claim (excerpt):
リグノセルロース系物質を得る工程、及び リグノセルロース系物質を、式[MomWnNb0Tap(TM)qXrOs]x-(式中、mは0〜40であり、nは0〜40であり、oは0〜10であり、pは0〜10であり、qは0〜9であり、rは0〜6であり、TMはd-電子含有遷移金属イオンであり、そしてXは、p又はdブロック元素であるヘテロ原子である。但し、m+n+o+p≧4、m+p>0で、sはx>0であるように十分に大きい)のポリオキソメタラートの溶液に、ポリオキソメタラートが還元され脱リグニンが起こるような条件下で曝露する工程からなり、任意に続いて、還元されたポリオキソメタラートを、好ましくは、空気、二酸素、過酸化物及びオゾンからなる群から選択される酸化剤で再酸化する工程からなり、還元されたポリオキソメタラートを再酸化する工程が好ましくはポリオキソメタラートを還元する工程と同時である、リグノセルロース系物質の脱リグニン方法。
IPC (4):
D21C 3/04 ,  C08H 5/04 ,  D21C 9/147 ,  D21C 9/153
FI (4):
D21C 3/04 ,  C08H 5/04 ,  D21C 9/147 ,  D21C 9/153

Return to Previous Page