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J-GLOBAL ID:200903048669346601

配電系統の損失最小化方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森田 雄一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996099423
Publication number (International publication number):1997265464
Application date: Mar. 28, 1996
Publication date: Oct. 07, 1997
Summary:
【要約】【課題】 従来の発見的なアルゴリズムに基づく配電損失最小化方法では、系統ごとにプログラムを変更する必要がある。また、種々の負荷特性を考慮しなくてはならず、不平衡回路等には適用できない。【解決手段】 有効電力損失を最小化する系統構成を、遺伝的アルゴリズム(GA)により求める方法に関する。有効電力損失を三相潮流計算により求めることとし、GAは、初期ストリング生成ステップと、適応度関数に基づいてストリングを評価し、各ストリングの適応度に応じて増殖及び淘汰を行う評価・選択ステップと、ストリング表現における隣接セクションの境を交差位置として放射状の系統構成の一部を他の構成と入れ替える交差ステップと、ストリング位置の1ビットを変換して唯一のセクションの供給電源方向を変更する突然変異ステップとを有する。前記評価・選択ステップは、いわゆるルーレット手法などを用いた選択ステップを含む。
Claim (excerpt):
配電系統の構成、各機器インピーダンス、各負荷容量及び各電源並びに電源容量が与えられた時に、遺伝的アルゴリズムにより、対象系統の有効電力損失を最小化する放射状の系統構成を開閉手段の入切として求める配電系統の損失最小化方法において、前記有効電力損失を三相潮流計算により求めるとともに、前記遺伝的アルゴリズムは、開閉手段により区分される複数のセクションに対し供給予備力が大きい電源から給電するように各セクションを放射状かつ確率的に徐々に決定していき、各セクションについて電源が決定した放射状の系統構成をストリング表現に変換して初期ストリングを生成する初期ストリング生成ステップと、対象系統の全損失を用いた適応度関数に基づいてストリングを評価し、各ストリングの適応度に応じて各ストリングの増殖及び淘汰を行うストリング評価・選択ステップと、ストリング表現における隣接セクションの境を交差位置として交差を行い、放射状の系統構成の一部を他の構成と入れ替える交差ステップと、ストリング表現におけるストリング位置の1ビットを変換して唯一のセクションの供給電源方向を変更する突然変異ステップとを有することを特徴とする配電系統の損失最小化方法。
IPC (2):
G06F 15/18 550 ,  H02J 3/00
FI (2):
G06F 15/18 550 C ,  H02J 3/00 G

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