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J-GLOBAL ID:200903048693633263

圧延機の板厚制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 本庄 武男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992002834
Publication number (International publication number):1993185127
Application date: Jan. 10, 1992
Publication date: Jul. 27, 1993
Summary:
【要約】【目的】 制御系の演算部の負担を軽減すると共に,優れた板厚制御特性を有する圧延機の板厚制御装置。【構成】 圧延ロールの3a,3bのギャップを調整する圧下制御系と,圧延材1の張力を調整する張力制御系とが互いに影響を及ぼす圧延機の板厚制御装置において,張力制御系のデータに基づき圧下制御系による板厚制御を行うと共に,圧延ロール3a,3bの状態量C1 ,C2 ,...を検出してその外乱要素を除去し,また圧下力補正系13aにより不確定要素を制御対象の出力から除去する。次に,速度センサ4,張力センサ5,板厚センサ6,ギャップセンサ7及び圧下力センサ9による各検出データに基づいて外乱ΔD,Δdを外乱推定オブザーバ10を用いて推定する。この推定された外乱から外乱補償器11にて外乱補償量ΔUD を求めて圧下制御系にフィードバックする。上記構成により,制御系の演算部の負担を軽減できると共に優れた制御特性を得ることができる。
Claim (excerpt):
圧延ロールのギャップをギャップ指令により調整する圧下制御系と,圧延材の張力を速度指令により調整する張力制御系とが所定の関係にある圧延機の板厚制御装置において,圧延ロールの圧下力変動をミル定数の公称値で補正する圧下力補正手段と,圧延材の圧延速度を検出する速度センサと,圧延材の入側張力変動を検出する張力センサと,圧延材の出側板厚変動を検出する板厚センサと,圧延ロールのギャップ変動を検出するギャップセンサと,圧延ロールの状態量を検出する状態量センサ群と,上記圧下力補正手段により補正された圧下力変動を検出する圧下力センサと,上記速度センサ,張力センサ,板厚センサ,ギャップセンサ及び圧下力センサにより検出された各検出データに基づいて上記圧下制御系に加わる外乱である上記張力変動に影響を及ぼす第1の外乱と上記圧下力変動に影響を及ぼす第2の外乱とを推定する外乱推定手段と,上記外乱推定手段により推定された上記第1の外乱と第2の外乱とにそれぞれ重みをつけて両者を合成することにより外乱補償量を求める外乱補償手段とを具備し,上記状態量センサ群により検出された圧延ロールの状態量を上記圧下制御系のギャップ指令にフィードフォワードすることにより該圧下制御系に対する圧延ロールの状態量に係る外乱要素を除去し,上記張力制御系の速度指令に上記圧下制御系のギャップ指令に基づく速度指令の変化量を付加することにより上記張力制御系のデータに基づいて上記圧下制御系による板厚制御を行うと共に,上記外乱補償手段により求められた外乱補償量を上記圧下制御系のギャップ指令にフィードバックし,上記第1の外乱の推定値と第2の外乱の推定値にそれぞれつけた重みを変化させることにより上記圧下制御系による板厚制御特性を適宜変更しうるようになしたことを特徴とする圧延機の板厚制御装置。
IPC (2):
B21B 37/12 111 ,  B21B 37/12 BBN
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭63-216615

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