Pat
J-GLOBAL ID:200903048725627228
反射防止性能を有する防曇性物品及びその製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
鈴木 喜三郎 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995281690
Publication number (International publication number):1997127303
Application date: Oct. 30, 1995
Publication date: May. 16, 1997
Summary:
【要約】【課題】眼鏡レンズ・窓ガラスなどの物品に対し、その表面硬度などの表面特性を低下させることなく、反射防止性能、持続性、耐水ヤケ性、耐汚染性を合わせ持つ防曇性能をもたせる。【解決手段】物品に設けられた反射防止膜の最上層が細孔・微細な凹凸を持つ充填率0.95以下の層で、その細孔・微細な凹凸に親水性物質が存在し、最表面が撥水性を有する無機物質と親水性物質で構成される光学物品。【効果】反射防止膜を有する光学物品表面に硬度と撥水性を有する無機物質と防曇性能を有する親水性物質が存在するため、耐摩耗性、耐水ヤケ性、耐汚染性を兼ね備えた防曇性能を有する光学物品を得ることができる。さらに、反射防止膜の最上層の充填率を0.95以下にして細孔・微細な凹凸の占有体積を大きくして、親水性物質を固定させたため、親水性物質の密度が高まり、防曇性能も向上した。
Claim (excerpt):
基材上に設けられた、無機物質からなる単層及び多層反射防止膜の最上層が、細孔及び微細な凹凸のどちらか一方を少なくとも有し、最上層の無機物質の充填率が0.95以下であり、その細孔及び微細な凹凸に親水性物質が存在して、最表面が無機物質と親水性物質からなり、かつ、無機物質表面の水の静止接触角が90 ゚以上であることを特徴とする反射防止性能を有する防曇性物品。
IPC (4):
G02B 1/10
, C08J 7/06
, C23C 14/06
, G02B 1/11
FI (4):
G02B 1/10 Z
, C08J 7/06 D
, C23C 14/06 R
, G02B 1/10 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
Show all
Return to Previous Page