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J-GLOBAL ID:200903048964992582

ダンパ内蔵型フロントフォーク

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 天野 泉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997203791
Publication number (International publication number):1999030263
Application date: Jul. 14, 1997
Publication date: Feb. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 伸側作動油室に設けたリリーフバルブの通常時での機能を損なうことなく、ダンパが中・高速域で大きなストローク範囲に亙り圧縮動作した場合のストローク後半でのリリーフバルブのリリーフ作用を抑えて、圧側減衰力の急激な低下による底突きの発生を防止する。【解決手段】 低速域と中・高速域における圧側減衰特性に差をもたせるためのリリーフバルブ16が伸側作動油室Tに設けられる点と、懸架スプリング42のばね力がフロントフォークの圧縮動作に伴って増大する点とに着目して、リリーフバルブ16の背面側に調整用のガイド部材40を直列に並べて接離可能に配設し、この調整用のガイド部材40を懸架スプリング42と検知用のばね部材41とで挟んで設け、ダンパ8が中・高速域で大きなストローク範囲に亙り圧縮動作した場合のストローク後半でのリリーフバルブ16のリリーフ作用をガイド部材40で抑えて圧側減衰力の急激な低下による底突きの発生を防止する。
Claim (excerpt):
アウタチューブとインナチューブからなるテレスコープ状の伸縮支柱の内部に、伸張方向へと付勢する懸架スプリングと併せて圧縮動作時に開く背面バルブを備えたピストンをもつダンパを介装し、これら伸縮支柱とダンパとで両者の間の空間部分をリザーバ室として形成すると共に、ダンパ内の伸側作動油室を圧縮動作時の低速域でのオイル圧力によって開くリリーフバルブを通してリザーバ室へと連通した二輪車用のフロントフォークにおいて、上記リリーフバルブの背面側に調整用のガイド部材を直列に並べて接離可能に配設し、この調整用のガイド部材を懸架スプリングと当該懸架スプリングに対抗してガイド部材の動作位置を制御する検知用のばね部材とで挟んで設けたことを特徴とするダンパ内蔵型フロントフォーク。
IPC (3):
F16F 9/16 ,  B62K 25/08 ,  F16F 9/48
FI (3):
F16F 9/16 ,  B62K 25/08 Z ,  F16F 9/48

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