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J-GLOBAL ID:200903049049993603

分岐状ポリアリーレン系共重合体の製法、スルホン化分岐状ポリアリーレン系共重合体の製法およびスルホン化分岐状ポリアリーレン系共重合体からなるプロトン伝導膜

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岩見谷 周志
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001307430
Publication number (International publication number):2003113226
Application date: Oct. 03, 2001
Publication date: Apr. 18, 2003
Summary:
【要約】【課題】ポリマー溶液をキャスティング法により成膜してプロトン伝導膜を得る成膜工程において、泡抜けや乾燥時間の問題が解消され、スジムラのないフィルムを得ることができるスルホン化分岐状ポリアリーレン共重合体を提供すること。【解決手段】2種以上の特定のジハロゲン化芳香族系化合物をカップリング反応により共重合させる際に、ハロゲンを3個以上有する芳香族系低分子量化合物を分岐構造形成剤として共存させて得られた、分岐構造を有する芳香族系共重合体、これをスルホン化したスルホン化共重合体、および該スルホン化共重合体からなるプロトン伝導膜。
Claim (excerpt):
(I)下記一般式(1a)で表される化合物、下記一般式(2a)で表される化合物および下記一般式(3a)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の、フッ素以外のハロゲン原子を2個有するモノマー(A)と、(II)下記一般式(1b)で表される化合物、下記一般式(2b)で表される化合物、下記一般式(3b)で表される化合物および下記一般式(4b)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の、フッ素以外のハロゲン原子を2個有するモノマー(B)とを、カップリング反応により共重合させるに際して、(III)下記一般式(1a’)で表される化合物、下記一般式(2a’)で表される化合物、下記一般式(3a’)で表される化合物、下記一般式(1b’)で表される化合物および下記一般式(2b’)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の、フッ素以外のハロゲン原子を3個以上有する分岐構造形成剤(C)を共存させて、上記共重合を行うことを特徴とする分岐状ポリアリーレン系共重合体の製造方法。【化1】...(1a)(式中、Xは独立に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子であり、Aは電子吸引性の基であり、R1〜R8は、同一または異なり、水素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。)【化2】...(2a)(式中、X、R1〜R8は、式(1a)に関して定義したとおりであり、Aは独立に式(1a)に関して定義したとおりであり、R1'〜R8'は、同一または異なり、水素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。)【化3】...(3a)(式中、X、A、R1〜R8は独立に式(1a)に関して定義したとおりであり、Bは独立に電子供与性の原子または2価の基であり、nは2以上の整数である。)【化4】...(1b)(式中、X、Aは式(1a)に関して定義したとおりであり、Bは式(3a)に関して定義したとおりであり、R9〜R15は、同一または異なり、水素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基であり、Zはアリール基であり、mは0、1または2の整数である。)【化5】...(2b)【化6】...(3b)【化7】...(4b)(上記一般式(2b)、(3b)および(4b)中、Xは独立に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子であり、R17〜R24は、同一または異なり、水素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。)【化8】...(1a’)(式中、Aは電子吸引性の基であり、Rは独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子、アルキル基、フルオロアルキル基である。ただし、全Rのうち少なくとも3個は、同一または異なり、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。)【化9】...(2a’)(式中、Aは独立に式(1a’)に関して定義したとおりであり、Rは独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。ただし、全Rのうち少なくとも3個は、同一または異なり、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。)【化10】...(3a’)(式中、Aは独立に式(1a’)に関して定義したとおりであり、Bは独立に電子供与性の原子または2価の基であり、Rは独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。ただし、全Rのうち少なくとも3個は、同一または異なり、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。nは2以上の整数である。)【化11】...(1b’)(式中、Rは独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。ただし、全Rのうち少なくとも3個は、同一または異なり、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。)【化12】...(2b’)(式中、Rは独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子、アルキル基またはフルオロアルキル基である。ただし、全Rのうち少なくとも3個は、同一または異なり、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。)
IPC (7):
C08G 61/12 ,  C08J 5/18 CEZ ,  H01B 1/06 ,  H01M 8/02 ,  H01M 6/18 ,  H01M 10/40 ,  C08L 65:00
FI (7):
C08G 61/12 ,  C08J 5/18 CEZ ,  H01B 1/06 A ,  H01M 8/02 P ,  H01M 6/18 E ,  H01M 10/40 B ,  C08L 65:00
F-Term (22):
4F071AA69 ,  4F071AA78 ,  4F071AH12 ,  4F071AH15 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4J032CA03 ,  4J032CA04 ,  4J032CB05 ,  4J032CD02 ,  4J032CE03 ,  4J032CF01 ,  4J032CG01 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5H024FF21 ,  5H026AA06 ,  5H026CX05 ,  5H026EE19 ,  5H029AJ14 ,  5H029AM11 ,  5H029HJ02

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