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J-GLOBAL ID:200903049126110876

光干渉角速度計

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 草野 卓 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995320504
Publication number (International publication number):1997159464
Application date: Dec. 08, 1995
Publication date: Jun. 20, 1997
Summary:
【要約】【課題】 誤差値が小さく、更にダイナミックレンジが広い光干渉角速度計を提供する。【解決手段】 光干渉信号のレベルをAD変換するAD変換器の繰返し速度を速め、変調信号のサイクルτ内で複数のサンプルデータを生成させ、この複数のサンプルデータを積算平均化処理器14によって平均化処理し、この平均化処理したサンプルデータを変調信号の周期τ毎に復調器11に入力し、復調を行なわせる。
Claim (excerpt):
光源と、光源よりの光を2分するビームスプリッターと、ビームスプリッターよりの2つの光が右回り光および左回り光として入射されるループ状光伝送路と、その光伝送路から出射される左右両回り光を干渉させる干渉手段と、干渉光が供給されその強度に応じた電気信号を出力する光電変換器と、上記光伝送路と上記ビームスプリッターとの間に挿入され、電気的に制御されて光の位相を偏位させる光位相変調器と、上記光伝送路の光の伝搬時間τの2倍の周期を持ち、デューティが50%の方形波であって、上記光位相変調器に印加することにより上記右回り光と左回り光との間に時間τごとに正負同量の位相差を交互に与えるための変調信号を発生する変調信号発生器と、上記光電変換器の出力を上記変調信号の周波数より高い繰返し周波数でデジタル値に変換するアナログ-デジタル変換器と、このアナログ-デジタル変換器の変換出力を上記変調信号の周期毎に積算し平均化処理して上記変調信号の周期に従って出力する積算平均処理手段と、この積算平均処理手段の出力を上記変調信号にしたがって同期検波し復調する復調器と、その復調器の出力をもとに上記光伝送路に入力される角速度により上記左右両光間に生じるサニャック位相差を相殺する大きさおよび極性を有するステップ値を生成するステップ値生成器と、そのステップ値を時間τごとに累積加算し、その累積加算結果が光の位相差に換算して2nπラジアン(nは自然数)に相当する正の閾値を越える場合は累積加算結果から正の閾値を差し引いた値を累積加算結果として出力するとともに正の角度パルスを出力し、同様に-2nπラジアンに相当する負の閾値を下回る場合は累積加算結果に正の閾値を加えた値を累積加算結果として出力するとともに負の角度パルスを出力し、累積加算結果が正負の閾値の間にある場合はそのまま累積加算結果を出力するランプ信号生成器と、累積加算結果をアナログ値に変換し、上記光位相変調器に印加するデジタル-アナログ変換器と、によって構成したことを特徴とする光干渉角速度計。

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