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J-GLOBAL ID:200903049140764919

高純度窒素および酸素ガス製造装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西藤 征彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991356055
Publication number (International publication number):1993060460
Application date: Feb. 16, 1985
Publication date: Mar. 09, 1993
Summary:
【要約】【構成】 圧縮空気の一部を液化して内部に溜め窒素のみを気体として保持する窒素精留塔12と、液体空気を対象とし窒素と酸素の沸点の差を利用して両者を分離する酸素精留塔21と、液体窒素貯蔵手段14および液体酸素貯蔵手段23の少なくとも一方と、上記液体窒素貯蔵手段14および液体酸素貯蔵手段23の少なくとも一方の貯蔵低温液化ガスをこの低温液化ガスと同種ガスの精留塔内に寒冷源として導く低温液化ガス導入路14a,23aを備えている。【効果】 上記構成により液体窒素および液体酸素のいずれか一方を寒冷として用いても窒素ガスおよび酸素ガスの双方を製造しうる。また、この装置は、膨脹タービンに代えて液体窒素貯槽を用い、供給量のきめ細かい調節が可能な液体窒素,液体酸素を寒冷として用いるため、負荷変動に対するきめ細やかな追従が可能となり、純度が安定していて極めて高い窒素および酸素ガスを製造しうるようになる。
Claim (excerpt):
外部より取り入れた空気を圧縮する空気圧縮手段と、この空気圧縮手段によつて圧縮された圧縮空気中の炭酸ガスと水とを除去する除去手段と、この除去手段を経た圧縮空気を超低温に冷却する熱交換手段と、液体窒素を貯蔵する液体窒素貯蔵手段と、上記熱交換手段により超低温に冷却された圧縮空気の一部を液化して内部に溜め窒素のみを気体として保持する窒素精留塔と、上記液体窒素貯蔵手段内の液体窒素を圧縮空気液化用の寒冷源として上記窒素精留塔内に導く液体窒素導入路と、寒冷源としての作用を終えて気化した液体窒素および上記窒素精留塔内に保持されている気化窒素の双方を製品窒素ガスとして上記窒素精留塔より取り出す窒素ガス取出路と、液体空気を対象とし窒素と酸素の沸点の差を利用して両者を分離する酸素精留塔と、上記窒素精留塔内の滞留液体空気を上記酸素精留塔内に供給する液体空気供給路と、液体酸素を貯蔵する液体酸素貯蔵手段と、この液体酸素貯蔵手段内の液体酸素を寒冷源として上記酸素精留塔に導く液体酸素導入路と、液体空気を原料とし酸素と窒素の沸点の差を利用して分離された酸素ガスおよび寒冷源としての作用を終えて気化した液体酸素の双方を製品酸素ガスとして上記酸素精留塔より取り出す酸素ガス取出路を備えていることを特徴とする高純度窒素および酸素ガス製造装置。
IPC (2):
F25J 3/04 ,  C01B 21/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特公昭56-032541
  • 特開昭59-164874
  • 特公昭33-009870

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