Pat
J-GLOBAL ID:200903049245084867
1価陽イオン選択透過剤、この吸着固定化法およびこれを固定化した陽イオン交換膜
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
鈴江 武彦 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995289953
Publication number (International publication number):1997122501
Application date: Nov. 08, 1995
Publication date: May. 13, 1997
Summary:
【要約】【課題】1価陽イオン選択透過剤、陽イオン交換膜への該1価陽イオン選択透過剤の吸着固定化法および該固定化法で得られる陽イオン交換膜を提供すること。【解決手段】本発明は、陽イオン交換膜の高分子の基本構造と同一の分子構造を有する部分と1価陽イオン選択透過能を有する部分を合わせもつグラフトポリマーを1価陽イオン選択透過剤として提供する。該グラフトポリマーは、陽イオン交換膜との相溶性が優れ、従来の1価陽イオン選択透過膜に比べ、より強固な固定化が可能である。本発明は、陽イオン交換膜を構成する高分子のガラス転移温度と、該ガラス転移温度より10°C高い温度の範囲において8から16kgf/cm2の圧力下で1から8時間加熱・加圧する1価陽イオン選択透過剤の陽イオン交換膜への固定化方法と、これによって得られる陽イオン交換膜を提供する。
Claim (excerpt):
陽イオン交換膜に1価陽イオン選択性を付与するためのグラフトポリマーからなる1価陽イオン選択透過剤であって、該グラフトポリマーの主鎖若しくは側鎖の一方が、該陽イオン交換膜を構成する高分子と同一の分子構造を有し、該グラフトポリマーの主鎖若しくは側鎖の残りの一方が、1価陽イオン選択透過能を有する分子構造を有し、前記陽イオン交換膜を構成する高分子と同一の分子構造部分の重合度が10以上であり、前記1価陽イオン透過能を有する分子構造を有する鎖の重合度が2以上であり、前記グラフトポリマーの1価陽イオン選択透過能を有する分子構造部分の割合が陽イオン交換膜を構成する高分子と同一の分子構造部分の重合度に対して2から40%であることを特徴とするグラフトポリマーからなる1価陽イオン選択透過剤。
IPC (6):
B01J 39/18
, B01J 20/26
, C08F271/02 MPZ
, C08F283/04 MQT
, C08G 73/02 NTC
, C08J 5/22 101
FI (6):
B01J 39/18
, B01J 20/26 C
, C08F271/02 MPZ
, C08F283/04 MQT
, C08G 73/02 NTC
, C08J 5/22 101
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
Show all
Return to Previous Page