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J-GLOBAL ID:200903049335327653

合成繊維の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994007223
Publication number (International publication number):1995216628
Application date: Jan. 26, 1994
Publication date: Aug. 15, 1995
Summary:
【要約】【目的】【構成】 特定のロール給油方式を用い、下記式を満足する様に給油ロール表面速度VS を調整することによって実質的に希釈剤を含まない、粘度が10センチポイズ以上100センチポイズ以下の仕上げ油剤を合成繊維に付与することを特徴とする合成繊維の製造方法。1≦RV≦0.1×(D)2 (1)式RV=VF /VS (2)式(ただし、RVは給油ロール上の糸条相対速度、VF は糸条が給油ロール上を走行する速度、VS は給油ロール表面速度、Dは給油ロールに接する繊維糸条の単糸デニールで、3.2デニール以上60デニール以下である。)【効果】 実質的に希釈剤を含まない仕上げ油剤を直接繊維に付与することができ、希釈剤の揮散を無くし、希釈設備や回収設備をなくすことが可能である。さらに、適切量を均一に、かつ安定して付与することが可能となり、到達延伸比が高く、また、毛羽発生量の少ない安定した繊維製造が可能となる。
Claim (excerpt):
溶融紡糸法による合成繊維製造工程において、ロール給油方式によって実質的に希釈剤を含まない、粘度が10センチポイズ以上100センチポイズ以下の仕上げ油剤を付与する合成繊維の製造方法であって、(a)ロール表面速度が同速度で逆方向に回転する、直径が10mm以上40mm以下の給油ロールと仕上げ油剤を汲み上げるロールのロール表面間距離を制御し、または、(b)ロール表面速度が同速度で逆方向に回転する、直径が10mm以上40mm以下の給油ロールと仕上げ油剤を汲み上げるロールのロール間圧力を制御し、または、(c)直径が10mm以上40mm以下の給油ロール表面上の仕上げ油剤を掻き落とす板状の弾性体の給油ロールに対する押圧力を制御し、且つ、下記式を満足する給油ロール表面速度VS で該仕上げ油剤を合成繊維に付与することを特徴とする合成繊維の製造方法。 1≦RV≦0.1×(D)2 (1)式 RV=VF /VS (2)式(ただし、RVは給油ロール上の糸条相対速度、VF は糸条が給油ロール上を走行する速度、VS は給油ロール表面速度、Dは給油ロールに接する繊維糸条の単糸デニールで、3.2デニール以上60デニール以下である。)

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