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J-GLOBAL ID:200903049361001561

2サイクルエンジンの分離潤滑用オイルポンプのニップル

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 株式会社ミクニ
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995093098
Publication number (International publication number):1996270890
Application date: Mar. 27, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 2サイクルエンジンの分離潤滑用オイルポンプの吸入口又は吐出口に、圧入によらず遊合によって嵌入される合成樹脂成形になるニップル6で、可撓性のオイルパイプ接続部分12を要求される方向に保持することができ、可撓性のオイルパイプを接続する際に加わる力によって、向きを保持するための手段が破損することがない強度を有し、かつ可撓性のオイルパイプを接続する部分12の向きの変更要求に容易に対応できるものを得ること。【構成】 ニップル6をニップル本体6aと方向保持部材6bとに分割形成して両者を円以外の輪郭形状で係合させ、方向保持部材6bには舌状突出部6cを設け、舌状突出部6cをポンプ筐体1に立設した係止突起16で係止する構成。
Claim (excerpt):
ポンプ筐体(1)に形成されたシリンダ(2)内でプランジャ(3)が該プランジャ(3)の長手方向の中心線のまわりの回転運動と中心線方向の往復運動とを行ってオイルを吸入吐出する2サイクルエンジンの分離潤滑用オイルポンプの、前記筐体(1)の吸入口(4)又は吐出口(5)に挿し込んで取付けられ、オイルタンクからオイルを導びき、又はエンジンの給油箇所にオイルを導びく可撓性のオイルパイプが接続され、該可撓性オイルパイプが接続される部分(12)が前記ポンプ筐体(1)の吸入口(4)又は吐出口(5)に挿入される部分に対して屈曲形成されている合成樹脂成形になるニップル(6)であって、前記ポンプ筐体(1)の吸入口(4)又は吐出口(5)に挿入後脱落するのを阻止するため、挿入される部分の端部外周に、前記吸入口(4)又は吐出口(5)の内周面の段付部に係止される係止爪(8)が設けられ、該係止爪(8)を前記吸入口(4)又は吐出口(5)に挿通の際、該係止爪(8)が設けられている部分の壁体の縮径を可能とするため、該部壁体に複数個の摺割(10)が設けられ、該ニップル(6)の外周面と前記吸入口(4)又は吐出口(5)の内周面との間がOリング(7)によって気密に保たれるものにおいて、該ニップル(6)の前記可撓性のオイルパイプ接続部分(12)を所定の向きに保つため、該ニップル(6)をニップル本体(6a)と、前記吸入口(4)又は吐出口(5)の開口端座面に接して配置する板状の方向保持部材(6b)とに分割形成し、前記ニップル本体(6a)の外周と前記方向保持部材(2b)の中心部に設けた開口部の内周面とを、互に嵌合する円以外の輪郭形状によって係合させ、前記方向保持部材(6b)には外方に向って舌状突出部(6c)を一体に形成し、方向保持部材(6b)が前記ニップル(6)の中心線のまわりに回動するのを阻止する手段を前記ポンプ筐体に形成し、前記ニップル本体(6a)には前記方向保持部材(6b)の浮上りを阻止し、かつ前記ニップル本体(6a)が吸入口(4)又は吐出口(5)に挿入される深さを限定するため、前記方向保持部材(6b)の上面に接する鍔部(17)を一体に形成してなる2サイクルエンジンの分離潤滑用オイルポンプのニップル。

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