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J-GLOBAL ID:200903049397526210

分子エネルギー輸送標識を有する核酸増幅オリゴヌクレオチドおよびそれに基づく方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 清水 初志 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998506248
Publication number (International publication number):2001513623
Application date: Jul. 15, 1997
Publication date: Sep. 04, 2001
Summary:
【要約】本発明は、直鎖状もしくはヘアピンプライマーまたはブロックオリゴヌクレオチドであることができる、標識した核酸増幅オリゴヌクレオチドを提供する。本発明のオリゴヌクレオチドは、分子エネルギー輸送対の供与体および/または受容体部分で標識される。この部分は、供与体によって放出された蛍光エネルギーが受容体によって吸収されるように、フルオロフォアであることができる。受容体は供与体部分とは異なる波長で蛍光を発するフルオロフォアであってもよく、消光剤であってもよい。本発明のオリゴヌクレオチドは、供与体部分および受容体部分が増幅産物に組み込まれるように形成される。本発明はまた、核酸増幅プライマーを用いて増幅産物を直接検出する方法およびキットを提供する。標識した直鎖状プライマーを用いる場合、エキソヌクレアーゼによる処置、または特殊な温度を用いれば、組み込まれなかったプライマーを分離する必要がなくなる。この「閉鎖試験管」形式は、増幅産物の採取による汚染の可能性を大きく低下させ、試料の高処理量を提供し、完全に自動化することができる。
Claim (excerpt):
二本鎖が形成されない場合、第一の部分および第二の部分が、第一の部分と第二の部分との間の分子エネルギー輸送を妨害する距離離れている、以下の隣接配列を5'から3'方向に含むオリゴヌクレオチド:(a) 6〜30ヌクレオチドの第一のヌクレオチド配列であって、該第一のヌクレオチド配列内のヌクレオチドが、分子エネルギー輸送対の供与体部分および受容体部分からなる群より選択される第一の部分で標識され、供与体部分が励起されると1つ以上の特定の波長のエネルギーを放出し、受容体部分が供与体部分によって放出される1つ以上の特定の波長でエネルギーを吸収する第一のヌクレオチド配列;(b) 3〜20ヌクレオチドの第二の一本鎖ヌクレオチド配列;(c) 6〜30ヌクレオチドの第三のヌクレオチド配列であって、該第三のヌクレオチド配列内のヌクレオチドが該供与体部分および該受容体部分からなる群より選択される第二の部分で標識され、該第二の部分が該第一のヌクレオチド配列を標識したものでない該群のメンバーであり、供与体部分が励起されてエネルギーを放出すると受容体部分が供与体部分によって放出されたエネルギーを吸収するように、該第一の部分および第二の部分が十分な近位に存在するよう、該第三のヌクレオチド配列が、該第一のヌクレオチド配列と該第三のヌクレオチド配列との間に二本鎖を形成できるように該第一のヌクレオチド配列と逆方向に十分に相補的である第三のヌクレオチド配列;および(d) 該オリゴヌクレオチドの3'末端に位置する8〜40ヌクレオチドの第四の一本鎖ヌクレオチド配列であって、該標的配列を含む核酸鎖と相補的なヌクレオチド配列の核酸ポリメラーゼによる合成をプライミングすることができるように、予め選択された標的配列と十分に相補的な配列を含む第四のヌクレオチド配列。
IPC (4):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566
FI (4):
C12Q 1/68 Z ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/00 ZNA A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特表平7-508398
  • 特表平7-508398
  • 特表平7-508398

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