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J-GLOBAL ID:200903049462722944

大水深基礎構造物の施工方法およびその構造物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久門 知 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994033384
Publication number (International publication number):1995247539
Application date: Mar. 03, 1994
Publication date: Sep. 26, 1995
Summary:
【要約】【目的】 大水深に重力式海洋構造物を構築するに際し、静穏な大水深沿岸海域を確保できない地域でも採用でき、大規模な駆動装置を用いずに躯体を容易に伸長設置でき、外力に対し構造物の安定性・安全性を確保できるようにする。【構成】 ドライドックでフロートを兼ねるフーチング2を築造し、浅海域海上ヤードでフーチング2上に水中下部工となる筒体4を築造することで浅い海域でも大水深用の構造物を事前に築造できる。筒体4は入れ子式に組み立て上筒4Cをフロートとする。大水深の設置地点でフーチング2にバラスト水Wb を注入してフーチング2を沈降させ、上筒4Cをフロートとして下部の筒を伸長させる。固定工5により継手8を固定し、かつ中詰材をフーチング2,筒体4内に充填し、筒体4の上部に海上上部工を施工する。浮力と重力を利用することで巨大な構造物を容易に沈設でき、外力に対して構造物の安定性・安全性も確保できる。
Claim (excerpt):
大水深基礎構造物を比較的大水深の海域に設置するに際し、ドライドック内で大水深基礎構造物の中空のフーチングを築造し、ドライドックあるいは浅海域海上ヤードにおいて前記フーチング上に大水深基礎構造物の伸縮可能な複数の筒体からなる水中下部工を築造し、これらフーチングおよび水中下部工を設置位置まで曳航し、設置地点で浮遊静止したフーチングにバラスト水を注入してフーチングを沈降させることにより水中下部工の上部分をフロートとして下部分を伸長させ、水中下部工の伸長終了後またはフーチングの着底後、水中下部工の上部の浮力と下部の重量を利用して筒体接続部における継手どうしを接合して固定工で固定し、フーチングの着底後、必要に応じてフーチングおよび水中下部工に中詰材を充填することを特徴とする大水深基礎構造物の施工方法。
IPC (3):
E02B 17/02 ,  E02D 23/02 ,  E02D 27/18

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