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J-GLOBAL ID:200903049541000237

アンヒドロ糖アルコールを製造するための一体化された連続方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 谷 義一 ,  阿部 和夫
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2003586156
Publication number (International publication number):2005529121
Application date: Apr. 17, 2003
Publication date: Sep. 29, 2005
Summary:
対応する糖アルコールを脱水することによる、高純度で、ポリマーグレードのイソソルビドなどのジアンヒドロ糖アルコールを製造するための一体化された連続方法が開示される。反応マス中の高沸点副生成物から生成物のジアンヒドロ糖アルコールを分離するために、脱水中に発生した水蒸気が使用される。生成物は蒸気の流れから高純度結晶として回収される。高沸点反応副生成物は再循環される。
Claim (excerpt):
高純度で、ポリマーグレードのジアンヒドロ糖アルコールを連続的に製造するための一体化された方法であって、 a)糖アルコールの水溶液を、高い反応温度および減圧に維持された反応容器に連続的に供給する工程と、 b)前記糖アルコールを脱水触媒と接触させる工程と、 c)前記水溶液から大部分の水を蒸発させる工程と、 d)水蒸気を発生させながら前記糖アルコールを連続的に脱水して、ジアンヒドロ糖アルコール、モノアンヒドロ糖アルコール、ダイマー、およびポリマーを含む反応マスを生成する工程と、 e)発生した前記水蒸気とともに揮発させることによって、生成した前記ジアンヒドロ糖アルコールの大部分を前記反応マスから分離して、蒸気の流れと、モノアンヒドロ糖アルコールの異性体、ダイマー、ポリマー、および前記反応マスから揮発しなかった前記ジアンヒドロ糖アルコールを含む副生成物の流れとを生成する工程と、 f)ジアンヒドロ糖アルコールおよび水を含む前記蒸気の流れを前記反応容器から抜き取り、制御された温度および圧力の下で前記流れを部分的に凝縮させて、前記ジアンヒドロ糖アルコールの大部分を、母液中のジアンヒドロ糖アルコール結晶のスラリーとして回収する工程と、 g)前記ジアンヒドロ糖アルコール結晶を前記母液から分離する工程と、 h)モノアンヒドロ糖アルコールの異性体、ダイマー、ポリマー、および(e)の前記反応マスから揮発しなかった前記ジアンヒドロ糖アルコールを含む前記副生成物の流れを前記反応容器から抜き取る工程と、 i)前記副生成物の流れを水で希釈して、前記ポリマーの大部分を沈殿させる工程と、 j)前記沈殿させたポリマーを分離して、可溶性糖アルコール種の溶液を得る工程と、 k)可溶性種の前記溶液を前記反応容器に再循環させる工程とを含み、 工程(a)〜(k)を出入りする流れを、実質的に一定速度および実質的に定常状態の処理条件に維持することを特徴とする方法。
IPC (1):
C07D493/04
FI (1):
C07D493/04 101D
F-Term (11):
4C071AA01 ,  4C071BB01 ,  4C071CC12 ,  4C071DD04 ,  4C071EE05 ,  4C071FF15 ,  4C071HH04 ,  4C071KK01 ,  4C071LL03 ,  4H039CA42 ,  4H039CH20
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (7)
  • 国際公開第00/14081号パンフレット
  • 米国特許第6,407,266号明細書
  • 米国特許出願第60/246038号明細書
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