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J-GLOBAL ID:200903049630886133

連続鋳造における鋳片未凝固部分の温度予測方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小林 傅
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991289855
Publication number (International publication number):1993123842
Application date: Nov. 06, 1991
Publication date: May. 21, 1993
Summary:
【要約】【目的】本発明は、連続鋳造鋳片の中心部において不純物元素が偏析するのを防止すべく鋳片に対し軽圧下を行なう際に、該軽圧下位置を決定するために用いて好適の、鋳片未凝固部分の温度予測方法に関し、数式モデルによる凝固状態の予測計算の簡易化,精度の向上を実現し、高い精度の凝固状態予測結果に基づき鋳片に対する軽圧下位置を高速で予測できるようにすることを目的とする。【構成】そこで、鋳型部分?@では含熱量-変換温度法を適用し差分計算により鋳片2の凝固状態を求め、2次冷却帯?A,?Bでは、前記差分計算の結果を用い、固液界面での熱バランス式と固相部温度を2次方程式近似する積分プロファイル法とを適用し凝固速度式を求めた後、この凝固速度式を解くことにより凝固厚X(t)を求め、この凝固厚X(t)を用いた所定の境界条件式を満足するように、未凝固部分2bの温度分布を仮定し、この未凝固部分2bの温度分布に基づき鋳片2の中心温度を予測することを特徴とする。
Claim (excerpt):
鋳型から鋳片を連続的に引き抜いて鋳造を行なう連続鋳造中に、オンラインで前記鋳片の未凝固部分の温度を予測する方法であって、凝固初期の前記鋳型部分では、含熱量-変換温度法を適用し差分計算により前記鋳片の凝固状態を求め、前記鋳片の2次冷却帯では、前記差分計算の結果を用い、固液界面での熱バランス式と固相部温度を2次方程式近似する積分プロファイル法とを適用して前記鋳片の凝固速度式を求めた後、該凝固速度式を解くことにより、前記鋳片の凝固厚を求め、該凝固厚を用いた所定の境界条件式を満足するように、前記鋳片の未凝固部分の温度分布を仮定し、該未凝固部分の温度分布に基づいて前記鋳片の中心温度を予測することを特徴とする連続鋳造における鋳片未凝固部分の温度予測方法。
IPC (3):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/128 350 ,  G06F 15/20

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