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J-GLOBAL ID:200903049765313974

汚染物除去への塩基処理無機多孔性吸着剤の使用方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992103761
Publication number (International publication number):1993125387
Application date: Mar. 31, 1992
Publication date: May. 21, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【構成】 遊離脂肪酸含量が約0.01重量%以上のグリセリド油を、実質的に無定形のアルミナ、珪藻土、粘土、珪酸マグネシウム、珪酸アルミニウムおよび無定形シリカから成る群から選ばれる無機多孔性担体を、塩基の少なくとも一部が担体の少なくとも幾つかの細孔の中に保持されるように担体を塩基で処理して塩基で処理した吸着剤をつくり、上記グリセリド油をこの吸着剤と接触させ、汚染物が除去されたグリセリド油を吸着剤と分離する方法。【効果】 痕跡量の汚染物、最も重要なものとして遊離脂肪酸は、この塩基で処理した多孔性の吸着剤に吸着させることによりグリセリド油から効率的に除去することができる。
Claim (excerpt):
(a)遊離脂肪酸含量が約0.01重量%以上のグリセリド油を選び、(b)実質的に無定形のアルミナ、珪藻土、粘土、珪酸マグネシウム、珪酸アルミニウムおよび無定形シリカから成る群から選ばれる無機多孔性担体を選び、(c)塩基の少なくとも一部が担体の細孔の少なくとも幾つかの中に保持されるような方法で担体を塩基で処理して塩基で処理した吸着剤をつくり、(d)工程(a)のグリセリド油を工程(c)の塩基で処理した吸着剤と、遊離脂肪酸の少なくとも一部が石鹸に変わり汚染物の少なくとも一部が該グリセリド油から除去されるのに十分な時間接触させ、(e)汚染物が除去されたグリセリド油から吸着剤を分離する工程、から成ることを特徴とする遊離脂肪酸、石鹸、燐、金属イオンおよび着色体から成る群から選ばれる汚染物をグリセリド油から除去する方法。

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