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J-GLOBAL ID:200903050050338218

連続呼吸測定装置を利用した廃水処理方法及びその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 角田 嘉宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994286293
Publication number (International publication number):1995185583
Application date: Nov. 21, 1994
Publication date: Jul. 25, 1995
Summary:
【要約】【目的】 高濃度の有機物質を含有する廃水を安定的かつ制御可能な方式で処理する方法及びこれを実施するための装置を提供する。【構成】 本発明の方法に従えば、反応槽3a,3b,3cと同様な環境をもつように形成された呼吸室39と、呼吸室39内の溶存酸素を測定するための探針37が設置された連続呼吸測定装置とを利用して測定した溶存酸素値を用いて、制御部40に於いて呼吸率と負荷率(流入廃水中の有機物濃度×流入量)との相関関係を決定し、このようにして決定された相関関係によって、反応槽内の最適負荷率を設定し、実際に処理される廃水の負荷率が上記設定値に近く一定に保持されるように、反応槽へ流入する廃水の量を連続的に調整する。
Claim (excerpt):
廃水、特に高濃度の有機物質又は重金属を含有する廃水を生物学的に処理する方法において、(a)廃水を生物学的に分解する反応槽内に廃水を流入させ、(b)前記反応槽内に流入させた廃水と同一の流量で廃水をソレノイドバルブを通じて呼吸室内に導入し、更に前記反応槽から微生物の一部を前記呼吸室内に移動させ、(c)前記呼吸室内に流入した廃水の溶存酸素濃度(=流入DO)と、呼吸室から流出する処理水の溶存酸素濃度(=流出DO)とを、前記呼吸室内に設置した探針で測定し、(d)下記演算式(1)〜(3)を用いて呼吸率と負荷率との間の関係を決定し、【数1】ここで、式中、Co(t):時間tに於ける呼吸室の流出DOCi(t):時間tに於ける呼吸室の流入DORa(t):時間tに於ける呼吸室内の実際の呼吸率Q :時間tに於ける呼吸室からの流出量V :時間tに於ける呼吸室の容量【数2】ここで、式中、 L :流入液の負荷率Qa :反応槽への流入量Si:流入液の総酸素要求量(TOD)【数3】ここで、式中、 ra :実際の比呼吸率Ra :実際の呼吸率Xv :混液揮発性懸濁固形分(e)上記(d)から誘導された関係により、負荷率が0.1kgTOD/m3・日〜10kgTOD/m3 ・日の範囲内に維持されるよう反応槽への流入量を調整する、ことを特徴とする廃水処理方法。
IPC (2):
C02F 3/12 ZAB ,  C02F 3/12

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