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J-GLOBAL ID:200903050121473944

流体封入式防振装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中島 三千雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997045431
Publication number (International publication number):1998238586
Application date: Feb. 28, 1997
Publication date: Sep. 08, 1998
Summary:
【要約】【課題】 封入流体の流動作用や圧力制御によって複数の乃至は広い周波数域の振動に対して有効な防振効果を得ることが出来る流体封入式防振装置を、簡単な構造と少ない部品点数をもって提供すること。【解決手段】 振動が入力される主液室58と、容積可変の副液室60の間に、低周波側にチューニングされた第一のオリフィス通路68と、高周波側にチューニングされた第二のオリフィス通路76を設ける一方、副液室60の壁部の一部を空気圧加振される加振板78で構成すると共に、該加振板78によって第二のオリフィス通路76を遮断可能とした。そして、低周波側の振動入力時には、第二のオリフィス通路76の遮断状態下で第一のオリフィス通路通路68による防振効果を得るようにする一方、高周波側の振動入力時には、加振板78の加振によって副液室60に生ぜしめられる内圧変化を第二のオリフィス通路76を通じて主液室58に及ぼすことにより液圧制御による防振効果を得るようにした。
Claim (excerpt):
互いに所定距離を隔てて配された第一の取付部材および第二の取付部材と、それら第一の取付部材と第二の取付部材を連結する本体ゴムと、該本体ゴムによって壁部の一部が構成されて、第一の取付部材と第二の取付部材の間への振動入力時に内圧変動が生ぜしめられる、内部に非圧縮性流体が封入された主液室と、前記第二の取付部材で支持された剛性仕切部材を挟んで、該主液室とは反対側に形成された、壁部の一部が弾性壁部で構成されて該弾性壁部の弾性変形に基づいて容積変化が許容される、内部に非圧縮性流体が封入された副液室と、前記主液室と前記副液室の間に跨がって形成されて、それら両室間での流体流動を許容する、防振を目的とする第一の振動周波数域に応じてチューニングされた第一のオリフィス通路と、前記主液室と前記副液室の間に跨がって、該第一のオリフィス通路から独立して形成されて、それら両室間での流体流動を許容する、前記第一の振動周波数域よりも高周波数側の防振を目的とする第二の振動周波数域に応じてチューニングされた第二のオリフィス通路と、前記第二の取付部材に対して変位可能に配設されて、前記副液室の壁部を一部を構成する加振板と、該加振板に付勢力を及ぼして、該加振板を前記第二のオリフィス通路の前記副液室側の開口部に押し付けることにより、該第二のオリフィス通路を閉塞せしめる付勢手段と、前記加振板を挟んで前記副液室とは反対側に形成され、内部の負圧力に基づいて該加振板を前記第二のオリフィス通路の前記副液室側の開口部から離隔させて該第二のオリフィス通路を開口せしめると共に、内部の圧力変化に基づいて該加振板に対して加振力を及ぼすことにより該副液室に内圧変化を生ぜしめる作用空気室と、該作用空気室に空気圧を及ぼしめて圧力変化を生ぜしめるためのエア給排路とを、有することを特徴とする流体封入式防振装置。
FI (2):
F16F 13/00 630 D ,  F16F 13/00 630 F

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